職住近接を当たり前に【半蔵門ビジネス雑談】20180605
いつのまに「これ」を当たり前と思うようになったのだろう?
「これ」とは、職場に電車で1時間近くかけて通うこと。毎日の通勤時間に、30年以上も、なんの違和感も感じていなかったことだ。
「いなかった」というのは、最近違和感を再認識したからだ。長女が自転車圏内に異動となり、結婚相手の関連会社が徒歩圏内にあることで、「異動になったら楽だね」という話題から、そういえば自分の父親は、昼食を食べるために家に帰ってきていたことを思い出し、当時は「そういうもの(働く父が昼食を食べに帰ってくる)だ」となんの違和感もなく信じていた記憶が呼び覚まされた。
こうなった理由は今更議論するまでもないが、企業などがその利便性から都会中央に集中し、土地や家屋を所有しない地方からの移住者が増えつづけ、併行して地価が上がり周辺に居住地が拡散していったからだ。
新しいテクノロジーによりサテライト的な仕事環境は作りやすくなっている。例えば、東京なら、都心のオフィスに加えて、通勤路線の途中にサテライトを設けるのはできそうではないか。
職住近接は過去回帰ではない。進化の一つとしての、新しい労働形態として、可能性を検討したい。
サテライトオフィスのビジネスに再注目してみてはどうだろう。現在の当該ビジネスは、都心の駅にレンタルオフィスを作っているが、サテライト的な周辺地域の駅近に作れば、潜在需要を開拓できるのではないか。