デジタル・ウェルビーイング【半蔵門ビジネス雑談】20181107
デジタル・ウェルビーイング?それは訳すならば、「健全なデジタル生活」だ。
今のデジタル生活はどうだ?ずーっとデジタルだ。
- 朝起きてチェック、食事中にもチェック、トイレでチェック、ネクタイを締めながらチェック。
- バス停まで歩きながらチェック、バス内でチェック、改札に向かう道すがらチェック、電車の列でチェック、つり革につかまりながらチェック、接続駅でチェック、ターミナル駅でチェック、エスカレーターでチェック。
- 自席でチェック、コーヒー中にチェック、朝の会議中にチェック、一服しながらチェック。
- ランチ中にチェック、食後のコーヒー中にもチェック、戻るエレベータ内でチェック。
- 客先に向かう電車でチェック、客先ビル前でチェック、打ち合わせ終了後にチェック、帰りの道すがらチェック。
- 午後の会議前にチェック、ちょっと一服でチェック、終了チャイムでチェック。
- 一杯やりながらチェック。
- 帰りの電車でチェック、家路の途中でチェック、家族と話してチェック、風呂上りにチェック、寝る前にチェック、眠れなくてチェック。。。
ずーとスマホをチェックしていないだろうか。おそらく無意識に。もう苦痛とも感じないのだろう。まさに生活の一部だが。。
スマホ中毒。
それに気がつかない。気がついても、そうかな?そんなことないよ?
でも、上に書いたチェックチェックチェックを見返してみれば、中毒的にスマホに触っている。
いかに使ってもらうか。
今までスマホのメーカーもアプリの供給者も、そこに注力してきた。いかに使いやすくするか。すぐに触れるように。すぐに情報に触れられるように。
グーグルのアンドロイドは、健全なデジタルに舵を切ったようだ。
どれほど使っているかをわかるように。
- スマホを伏せる。
- 使わない動作のときは必要な通知以外はオフに。
そんなコントロールまでスマホに頼るのはさらにまずいのかもしれないが、少なくとも少し抑制することに役立つのかもしれない。
いかに使ってもらうかから、いかに距離をおくか。健全な状態にするために少し不健全だがそれもスマホに管理してもらうほうがいいのかも?