地方のキャッシュレス化【半蔵門ビジネス雑談】20190416
「LINE Pay」「PayPay」「楽天ペイ」「au PAY」「メルペイ」「7pay」「FamiPay」すでに20以上のスマホベースのキャッシュレスが登場している。
自分でもLINE Payを使い始めた。財布がいらない。お釣りがでない。便利この上ない。利用できる店舗が増えてくれば、現金は持ち歩かないだろう。長財布もいらなくなるのかもしれない。
この動きは地方の企業でも活発化しつつある。地方への観光客を期待し、呼び込もうとするなら、旅行者に「スマホで」と言われて、断っていれば客先が遠のくのかもしれない。そんなCMもある。
そうなると導入するために何が必要かとなってくるが、これから観光客を増やそうとしている市町村では、先行投資に踏み切れるか?そこで、それぞれの決済の浸透率とともに、初期投資的なものがどれくらいかかるのかが気になるところ。
代表的な方式を比べてみると。。。
レジでスマホのコードを読み取る方式
お客様のスマホにコードを表示し、それを店のリーダで読み取る方式。店側にリーダが未導入の場合には、それを設置する必要がある。
- LINE Pay
- auPay
スマホで店のコードを読み取る方式
キャンペーンで話題になったPaypayをはじめとする方式で、店側の初期投資はいらないが、顧客側のスマホで店舗専用のコードを読み取り、金額を入力して決済する方式。金額の正確性を人力でチェックする必要がある。
- PayPay
- 楽天Payアプリ
- メルペイ
未確定
方式未確定だが、上述のどちらかになるだろうと予測。
- 7Pay
「レジで読み取る方式」は、金額の入力間違いがないが、レジにリーダがない場合は導入しなければならない。
一方、「店のコードを読み取る方式」の場合、顧客が金額を入力するので、その間違いを防止するための確認が人力になる。金額間違いが発生するリスクはある。しかし、新規投資はゼロで始められる。こちらは、コード読み取りへの対応もされているので軌道に乗ったら再投資というのもありだ。
どれがいいのかは、店の投資負担、顧客への普及度合いなどにもよる。地方の場合、地元のキャッシュレス化が進んでいない可能性もあり、悩ましいところでもある。