某社Webマガジン向けブログ記事【半蔵門ビジネス雑談】20190319
今年もご用命いただいた某社Webマガジン向けブログ記事。
少し仕事の要素も入れていいというアドバイスをいただいたので、その方向性のものを入れてみよう。候補として、以下のカテゴリーごとに数件をピックアップした。
- テクノロジー
新しい技術は日々現れる。そして、大抵は制度の方が追いついていなくて、できるのにやってはいけない場合が多い。
- オフィスハック
なんだかんだといっても我々ビジネスパーソンは、オフィスにいる時間が長い。そこで使える考え方や、ちょっとしたアイデアは、やり方一つで効率をあげたり、作業を改善したりすることができる。そんな オフィスで役立つ様々な考え方を拾ってみよう。
- ODRと司法IT化
日本で今一番IT化に遠いのは、司法分野だといってもいいだろう。しかし、満を持して、そのIT化が進み始めた。世界的にみれば遅いほうだが、うさぎとかめのように追い抜いていくかもしれない。
それではピックアップ記事である。
- テクノロジー
単に技術的な問題ではなく、実は答えが出ない問題は世の中にたくさんある。そうしたことに折り合いをつけていくべきなのだ。そういう時期に世界は日本は入ってきている。
紙の請求書なんか時代遅れや〜、変化できんのは頭が古いからや〜という向きもあるだろうが、実際にやろうとすると出てくる具体的な、時に制度的な問題にぶち当たる。そこから解決に向き合っていこう。
AIの話題がよく聞かれる。便利になる、という一方で仕事が奪われるという懸念も語られる。でも、本質は人間がより高度な仕事ができるようになる方向にいくだろう。そうして、仕事そのものの定義すら変わっていく。
- オフィスハック
実はみんな長い会議が好きだったりする。長い会議は非効率だが、そこにいる間は休んでいる時間にもなる。本能的に長い会議を欲していないだろうか?
デジタル化が進んで、合わなくても大丈夫なことが増えれば増えるほど、会うことの重要性が高まっていく。
スマホを使いすぎていないかという心配がある。メーカーもそれには気がついていて、使いすぎでないかをチェックしたり、警告してくれるアプリケーションを提供し始めた。一方で、世界のデジタル機器利用時間では、フィリピンが1位で10時間、日本は最下位で、2時間台。しかし、それは市民サービスのデジタル化が進んでいないのではという懸念もある。
契約書に記載されていることに対する考え方は、世界標準と
英語はツールだ。それをどの分野の仕事に使っていくかが本質だ。だから仕事で英語で勝負する人は、英語と同時に、業務の知識をノウハウをつけていかなければならないはずだ。
起業は、甘くない。片手間じゃ無理だし、情熱だけじゃダメ。人脈や時間軸も考えないと、うまくいきっこない。
- ODR 司法IT化
ODR分野での先駆者は日本でのシンポジウムで後発であるが故にいいところをとっていけるとアドバイスしてくれた。そこで、しがらみを考えずIT化が進んでいいく可能性をSFチックに考えてみた。
司法のIT化も、他のIT化と同じような道をたどるだろうか。その場合、少し異なるのは、司法のIT化の場合は、法律の改正を待たなければいけない部分が多いということだ。
国内で手を拱いている間に、国際的な枠組みは進んで行く。その結果、あたかも外圧的にそれに従っていかなければならなくなるのではないか?今ならまだ遅くない。決まった枠組みに渋々従うのではなく、ルールメイキングから主導的に動いていくべきではないだろか。
公開は、6月ごろの予定。