半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

プロによるボランティア ー 雑感

プロによるボランティア ー 雑感【半蔵門ビジネス雑談】20190815

 

ある会合で、ある分野のプロが自分の業務分野の業務をボランティアで(無償で)やっていると言っていた。それは社会的にも意義のある仕事であり、それを無報酬で提供するのは、しかも、本来なら稼げる仕事を、ボランティアで提供するという。

 

社会的意義があり、自分のスキルが有効に活かせて、それによって利用者には感謝され、よい世の中を作る。。。。

美しいじゃないか。素晴らしいじゃないか。

。。。。

 

が、まてよ?

 

ボランティアで無償で提供は素晴らしいが、そのためにもコスト自体はかかっているはずだ。交通費や食事、時間のコストだって発生している。そうなるとそれはどこから出てきているのか?

「だからそれは自分が負担しているんだよ。」

 

それはそうなのだが、その負担の原資となっているコストは、結局そのプロがプロとして有償で稼いだ分ではないだろうか?つまり、私がプロに報酬を出していたら、その報酬の一部が、ボランティアを通して誰かへのサービスになっていると考えられなくはない。

 

プロが休日にやっているのであれば、それはいいのかも?

寄付として、寄付金として出しているのならそれはいいのかも?

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そんなセコイことを考えてしまった梅雨の日のとある会合である。