誰かが聴いてる【半蔵門ビジネス雑談】20190910
米国のTVドラマ「グッドワイフ」シリーズで、政府機関が全ての電話の盗聴を行っているシーンがある。噂に聞くエシュロン的な設定だが、多くの職員による人力というか人耳によるものだ。話す内容から引っかかる言葉が出てきたらより深く調査する。そこから特定の人物のより継続的な調査をしたりもする。
これが実際にも近いことが行われていることが発覚し、認めたらしい。
Skypeやコルタナへの問いかけや言葉をマイクロソフトの請負業者が聞いているということだ。
恋人同士の親密な会話やダイエットなどの個人的な会話が含まれていたらしい。
パスワードやIDをしっかり管理すれば大丈夫というのが一般的な理解だが、ソフトウェアを提供しているメーカーにかかれば、全てのデータが筒抜けになるのは容易に塑像できる。
そういうつもりで会話をしたほうがよさそうだ。
同じく弁護士ものドラマだが、スマートスピーカーについて、盗み聞きはされていないものの、こちらは記録されており、検察が乗り込んできた際に、「SIri!! データ消去」と叫び、検察が「しまった!」と悔しがる一幕が。
盗聴や隠しマイクでなくても、IT機器が聞いているという時代になってきたのだ。