コソ録禁止です【半蔵門ビジネス雑談】20180524
そうでなくても、最近は物忘れが頻繁で、さっきまで忘れないようにと憶えていたこと、覚えようとしていたことを、忘れていることも多くて悲しみに暮れることがある。
ないですか?そんなこと?
あるでしょ!!笑
とくに仕事に関することだと、信頼を失う事にもなりかねないので忘れないようにしたいもの。
会議の内容で議事録を取っているときに、聞き取れなかったことや、誤認してしまうことや、結果的に洩れてしまう場合もあり、それらを忘れないよう、洩らさないようにするために、どうするか。
録音が一番良さそうですが。。。
先日、欧州に出張した際に、会議の議事録を取るための資料として、ICレコーダーに録音しようとしたところ、
「録音しないで欲しい」
と申し出があった。
欧州では、プライバシーの意識が高いことはすでに周知のことだが、会議の録音までも制限してくるとは。いっそ、小さいレコーダーなので内緒で録音しては?とも同僚に持ちかけたのだが、
「コソ録は犯罪にもなりかねません」
と言われてしまい、断念。
日本でも、録音は行われているが、原則違法とする説と必ずしも違法とはしない説とがあり、微妙なところだ。
プライバシー侵害、人格権、幸福追求権に反するとされる場合もある。一方で、会話の内容について、相手を信じる事によって生じるかもしれない誤算については自分で対応する必要があるという考え方もある。
会議や対話での録音なので、自分も相手に言葉を発していて、自分の存在も知られているので、盗聴とは区別されているが、内緒で録音されるのは気分がいいものではない。
「録音するが、あくまで、議事録のためであり、公開や流用はしない」
旨を宣言して、堂々とするのが良さそうだ。
それにしても、秘密録音を”コソ録”というそうで、非常にかわいい響きで、気に入っています。