会議後本音は非効率【半蔵門ビジネス雑談】20180720
会議のあとの飲み会で、
「さっきは言わなかったが本音はこうだ」
という発言が時々ある。実は、自分も昔は言っていた。実際、「飲み会の席は本音がでるから重要だ」と説く人もいる。一昔前は、そうした話もできる飲み会が潤滑油とまで言われ、重要な付き合い、必要なスキルまでと言われたりした。
しかし、よく考えると非常に効率も悪く、なんのためのさっきの会議なのかと思う。むしろ、酒の勢いで発言し、酒の勢いで受けて、まったく議事録に残らないコミットメントになり、仕事が増え、しかも、正式な割り当てでもなく、報償にも組織評価にも反映されない。ある意味「ブラック」の温床だ。
昔は、もし会議の時間が不足してしまったり、キーマンが出席していなかったのなら、メールもSNSもなかったので、そうした手段に訴えるしかなかったのかもしれない。でも、今なら、メールでもSNSでも、会議後に発信して情報共有ができる手段がいくらでもある。
是非とも本音は会議中に発信して共有し解決策や対策を会議内で議論したい。それは見える化の一つの形だ。