半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

新しい仕事、定番の仕事、only oneの仕事

新しい仕事、定番の仕事、only oneの仕事【半蔵門ビジネス雑談】20201109

 

米国では大統領選の最中の10月前半、現職トランプ候補が新型コロナに感染し、2回目の討論会が中止になった。撹乱戦のトランプに不利に働くか。一部マスコミの論調、SNSでの論調は、トランプでなくバイデンに分がある的なのが多いようだが、日本にとって世界にとって必ずしもそうでない面もありそう。弱腰で思考スピードが遅そうで、中国寄りのバイデンでは、そちらを利する傾向にもある。(この部分の記載は10月10日。公開時は既に選挙結果はでているはずなので当時の推測としてごらんください)

 

一方日本。報道で見る限りコロナ収束への傾向はなかなか見えてこないようだが、爆発的に増える訳でもないようだ。経済回復策のいくつかは功を奏しているようでもある。むしろ問題は問題指摘に嬉々とする輩。その輩の声をまたさらに嬉々として報ずるメディア。選んだ施政者を盛り立てるのは罪なのだろうか。学級委員になっていじめられたらやめたくなるし、なりたいと思う人もいなくなろう。せめてなにかの節目までは応援盛り立て基本じゃないか?選んで委ねる仕組み民主主義を標榜するなら。

 

周囲は意外にも持続か給付金を受給できたところが多いぞ。うちは。。。49%減少でギリギリ申請できず。200万も出たらすごい助かるがこのジリ貧理不尽は精神を蝕む蝕まれるような気がしてきた。株式や債券はやっとコロナ前に戻りつつあるが、結局半年動かせなくて元に戻っただけ。資金が眠っていただけという虚しさ。コロナ禍が続き経済低迷ならB2Bにもじわじわと影響が出てくる。

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今からそれに備えて。。。もちろんそれも考えなければならないが、経営基盤がしっかりとあり、資金もある企業ならまだしも、普通の小企業が足掻いた所でどうにかなるものでもない。
しかも同じような取引先が多いかもしれない。すると近く値引き要請となってくるかもしれない。

 

しかし。

 

よく考えればそうした値引き要請はコロナや金融変化に関わらずにいつだってやってくる。中小企業は、少しでも顧客を増やし、少しでも原価を経費を押さえていく努力を行っている。だから、慌てるな。いつもの通り、お客さんを増やし、コスト効率を改善する努力をするんだ。

 

新しいものは、古くなる。

美しいものは、古くはならない。イタリアのデザイナーの言葉。

新しい仕事は古くなり、価格競争になる。やがて廃れるかもしれない。

定番の仕事は、なくならないかもしれないが、儲けにくいかもしれない。

美しい仕事とは?Only Oneの仕事なら?

広がりはないかもしれないが、価格競争には晒されない。

それでも、環境変化で消滅するかもしれない。

 

新しい仕事、定番の仕事、Only Oneの仕事、市場の広い仕事、こうしたものの、取捨選択とバランスと時期、これを臨機応変にやれることが、中小企業の強みそのものだ。

と言い聞かせて。