おしゃべりサロン オナヤミ【たまプラビジネス余談放談】20211027
週末の深夜ドラマ 原田知世さん主演の「スナック キズツキ(キヅツキの方がキツツキに絡めていいと思うのだが)」傷ついた人だけがたどり着くどこかの街の外れのスナック。お酒はでないがママの弾き語りで心の中を歌いおいしい珈琲やカレーを食べて元気になる。こういう場所をやってみたかった。いややってみたいな。
ランチ時に会計士がやってきたので近くのベローチェへ。タバコが吸えるので彼女が希望したものだ。PCが調子悪いので修理すべきかどうかという相談。この時期だから例えばWindows11に入れ替えてはどうかとアドバイス。誰もまだやってない機種もおもろいぞと無責任な。。。でもサポートするからね。
夕方には提携先の社長がやってきた。先行きのこと、人材のこと、世間話。彼は、「よもやまミーティング」といっている。
この社長はいつも「心配」している。大きな社会現象から小さな社会現象まで自社に経営に打撃を与えるのではないかと相談にやってくる。今からそれに備えて。。。もちろんそれも考えなければならないが、経営基盤がしっかりとあり、資金もある企業ならまだしも、普通の中小企業が足掻いた所でどうにかなるものでもない。
”消費税がまたそのうち上がるかもしれない?”が、今回の心配ごと。消費者との取引が直接はないB2B企業ではそれによって売上がすぐに左右される事はないが、値引き要請となってくるかもしれない。しかし。そうした金融関連の変動や、値引き要請はいつだってやってくる。中小企業は、いつだって、少しでも顧客を増やし、少しでも原価を経費を押さえていく努力をやっている。だから、慌てるな。いつもの通り、お客さんを増やし、コスト効率を改善する努力をするんだ。
新しいものは、古くなる。美しいものは、古くはならない。イタリアのデザイナーの言葉。
新しい仕事は古くなり、価格競争になる。やがて廃れるかもしれない。定番の仕事は、なくならないかもしれないが、儲けにくいかもしれない。美しい仕事とは?Only Oneの仕事なら?広がりはないかもしれないが、価格競争には晒されない。それでも、環境変化で消滅するかもしれない。
新しい仕事、定番の仕事、Only Oneの仕事、市場の広い仕事、こうしたものの、取捨選択とバランスと時期、これを臨機応変にやれることが、中小企業の強味そのものだ。
「正反対の視点が聞けるので新鮮だ」といって、元気に帰っていった。我が事務所は、おしゃべりサロンになってきたw それもまたよきかな。