映像より音/TVよりラジオ{半蔵門ビジネス雑談} 20210211
朝のTVのモーニングワイドショー、最近は音声を消している。今日の内容は、政治家の失言スキャンダル、それを追求して責任はどうした、辞任しないのか、どう思っているのか、反省はないのか、云々。。。もう一つはスポーツ選手の不倫スキャンダル後の復帰戦、スキャンダルの内容を蒸し返し、奥さんも登場させ、勝利を納めた選手にまた過去の問題、奥さんの頑張り、子供の健気な顔。。。禊は済んだ?
ここまでの内容で45分が過ぎている。
先週、音声SNS Club Houseが話題となった。
前後して私は声のブログのことに触れた。
そんなタイミングで、最近は映像ニュースより音声ニュースのほうが、「自分で考えること」に繋がると感じている。TVだと、映像だとどうしても、テロップやフリプの色付き文字、演出効果の散りばめられた文字に引っ張られる。
ラジオニュースでは、前出のスキャンダルは各10秒。以降、世界の話題、コロナ、新大統領、ミャンマークーデター、株式市場、ベンチャー登場、欧州の改定ケーブル、これが及ぼす影響、自動運転の制御までにも海底ケーブルの通信能力が重要となること、ということは同じくらいセキュリティも重要となる、すると見越したように次のニュースで、セキュリティの切り口で掘り下げる。。。。
自然と自分が考える量も増えているように感じる。映像にない要素にも思いが及ぶ。それが見当外れだとしても、自分の脳が活動していることに喜びを覚える。
映像には、作り手の意図が入る。まじめにやればやるほど入る。映像は記憶に定着する。それが価値でもある。音声は、聞き手の思考をぐつぐつと沸かせる。沸騰させる。それは浮動的に、考えを攪拌、 拡散する。
みんなの知恵SNSは、共有、定着から、沸騰、攪拌へ向かっていく。