営業はもう営業には来ない【たまプラビジネス余談放談】20220608
※6月7日から文字サイズ拡大。
コロナ禍のリモート時代だからなのか、営業スタイルが変わったなと感じる。
家のメンテナンス。20年も経つといろいろガタがくるものだ。ウォシュレットが水漏れしてきたが、もう部品がないので全取っ替えしかないという ー これはいずれいろいろ修繕する時にまとめてやる ー そして電動シャッターが途中で止まり、全開もせず閉まりもしなくなってしまった。こちらは不便なので修理しなくてはいけない。当初に依頼した工務店は後継者がいなくなって廃業してしまっているので、別件で取引のある中堅建設会社へ依頼したところ、直接メーカーへ連絡することになった。
シャッターはトステム製だ。トステムは、2011年に「トステム、INAX、新日軽、サンウエーブ、東洋エクステリアが一緒となり、(株)LIXILを発足」(同社ホームページ沿革より)し、現在は(株)LIXILとなっている。シャッターに記載のある0120〜に電話するとサポートセンターにつながった。
- とても好感の持てるサポート対応担当者が状況や型番の確認のあと、土曜日の夕方だったので「月曜日の夕方までにサポート担当から電話がいく」とのことで、それを待つ。
- 約束違わず月曜日の夕方に電話着信。「まずは状況を確認します」ということで翌日火曜日の夕方に担当技術者が1名で来訪。
- 調査の結果、「いくつかの部品が破損、一度全体を下ろしてみないといけないが、壁面の再塗装時にネジ穴が塗り込められているので2名で作業となる。見積もりをおくるのでそれでご発注後の作業となる。」ということで撤収。
- GWに入ってしまったので明けまで見積もりを待つ。出張費、作業費、部品代で構成される予定。
- 開け後、3日目に見積書が郵送で到着。見積書には、チェック欄があり、発注か、キャンセルか、その他(多分、質問や金額交渉か)それを返送することで発注となる。支払い条件は、作業完了後の銀行振込。
- 技術者から電話があり、部品発注の確認。
ということで、総額が10万以内だったせいもあるだろうが、営業担当者は電話ですら登場しなかった。
こうした場面ではかつてなら、見積書は営業担当者が持参するか、電話してきて、説明し、金額交渉があれば行い、再見積もり提示、発注となり、作業時にも同行することもあっただろう。
今回は修理オンリーの現場だったこともあるが、今や営業担当者は登場しない。
営業のオンライン化は、このように進んでいくのだな。