半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

夢破れた時のこととか

夢破れた時のこととか【御散歩雑談】20220628

 

山下達郎(以降、この呼び方、または達郎と書いています。)の11年振りのアルバム発売された。CDだけでなくアナログLPレコードさらにカセットまで”らしい”メディアパッケージで私も思わずCDとアナログLPを買ってきた。これに合わせて山下達郎サンデーソングブックを放送している東京FMの番組が1日アルバム発売記念と題して特集を組んだ。朝一発めの番組ワンモーニングから最後のルーミールーミーまで達郎の曲が溢れさらには本人ゲストでいつもはライブでしか聴けない饒舌な達郎トーク。在宅ワークの傍らで聴いていたが手が止まったり頭が止まったりして仕事メールの返信が遅れてしまったかも。どーもすみません。

tatsurosoftly.com

 

夢破れた時のこと

 

その中で、

「夢を追う、夢はかなうなどの希望に満ちた言葉は大事だが必ずかなうとは限らない、だから失敗したときにどうするかもきちんと教えたり伝えたりしなければいけないと思う、そうでないから失敗で心が折れてしまう」

という達郎節がラジオのパソナリティ ラブさんの心に刺さる。彼女は話を聴いていて涙が出てきたといっていた。

そうだと思う。挫折に際して自分の気持ちをどこに持っていくか、どう処理するか。最初から平静である必要はない。まず泣き喚いて涙を枯らすこともありだろうし、押し殺してしまうこともありだろう。仕事に没頭して忘れるほど働くとか、あるいは生理的3大欲求、とにかく寝る、あるいは、性欲を満たす、食べまくる、これらは教わるまでもないか。

心折れそうな時にどう立ち上がるか。別の夢を見つけるか。過程を再考してみるか。いっそ徹底的に誰かのせいにしてしまうか。ひたすら慰めてもらうか。これはそうしてくれる人がいないとダメだな。

必要なのは挫折からの「立ち上がり方」なんだろうか。それはどんな方法にしても時間が解決する部分が大きいのではないかと思う。だから心折れない方法は、挫折への「備え方」なんじゃないかと思っている。夢に向かう。普通は途中で挫折することなんて考えない。そんな覚悟でやってはダメだなんてことも言われる。でも、挫折したときにどうにかできるのは自分だけだ。挫折もありうることに心を備えて、できれば具体策を想定しておくことが「処理」の仕方ではないか。

さらには本人でなく周囲の立場から「どう接するか」。失敗した時に、さらに頑張れ、反省しろ、と追い詰めることばかりでは、参っている状態にはキツイ。言葉はいらない。そばにいてあげる。おはよう、おやすみ、おかえり、いつも通りに接してあげること、それがいい。

課題や悩み、問題を聞いて、解決策を出してくれるのはありがたいが、そうでないときもある。単に話を聞いて相槌をうってくれるだけでも救われる時がある。そう。心を抱擁してくれるような。

 

抱擁力

 

達郎のコンサートにいくとよく聞くおなじみのトークがある。客席には小さい子連れの人もいる。子供がぐずって泣き出す。親御さんは申し訳なさそうに席を立ってホールから出ようとする。すると達郎は言う。

「おーよしよし。お母さん、大丈夫ですよ。赤ちゃんは泣くもんです。周りの人も許してあげてください。ひろく鷹揚(おうよう)に。僕のステージは子供が一人や二人泣いたくらいでは影響を受けないようにやってますから」

 

こういう社会になればいい、自分もそうありたい。