”課題”は”正論”では片付かないと改めて思った【たまプラビジネス余談放談】20220801 (はてな記事 2677)
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相談を受けた。
”元先輩で今友達が部下になった。成績がよくない。態度もよくない。しかし注意しても開き直るそぶり。もしかすると「元後輩から指示されるのは、表面上悔しいから素直になれず陰で頑張るのか」と期待したが全然そうでもない。部門の上司も身兼ねて注意するがその時だけ塩らしく、直属上司の自分の注意にはうるさそうにする。他の部門からも態度不良が指摘されている。”
相談者も気に病んでストレスとなり頭痛やイライラに悩まされている。
外部からの第三者として意見を述べてみるが、”正論”ではあるものの一般論になり、解決策にはなり得ない。「仕事と友達は別、厳しく接するしかない?」短期的にはそうだが、組織としては「見捨てる」方向になってしまう。「それはいいのか?」ということにもなる。正論はもちろんわかっている。しかし現実の組織運営を考えるとそう単純ではないということもある。
正論は誰でも言えるだろう。でも、その”課題”の個別の”解決”は、”正論”では導かれないことも多い。部下なりの考え、拘りもあろう。上司としてはそれを取り除いてあげたいと思う。
結局は部下も上司も自分で乗り越えるしかないのだ。組織なら上司に委ねることは有りだ。でも、経験上、解決から逃げた”原因”は、のちにより強力な”敵”となってやってきてしまう。逃げ続けるストレスを抱えるか。
現実策。”それ”は笑ってやり過ごす?
それは有りかもね。
(はてな記事 2677)