せめて斜め横断をやめれば【御散歩雑談】20221104
先月中旬、ドリフターズの仲本工事さんが車に撥ねられて重傷を負う事故に巻き込まれ、結果的には亡くなられてしまった。ご冥福をお祈りします。ドリフといえば子供の時見るのが楽しみだった土曜日8時の娯楽番組「全員集合」。今ではBPOに注意されそうなドタバタ、金だらいが落下してきて頭をごちん、暴力的なお笑いもあったが、とにかく面白かった思い出の番組のオリジナルメンバー。既に、いかりやさん、荒井注さん、そして志村けんさんは他界しているが、加藤茶さん、高木ブーさんとともにご健在の仲本工事さんだったが、同じく高齢の運転者が運転する車に撥ねられてしまったそうだ。
自分も含めて歳をとってくると大通りでなければ横断歩道まで歩くのも大変な場合も多く、1車線の道路だとつい渡ってしまうことがある。そして、自分は気をつけているのだが、多く見かけるのが「斜め横断」。道路は真っ直ぐ向こう側に渡れば最短距離なのだが、ついつい進行方向のより先のほうに到達しようとしてしまい、斜めに横断してしまうのだろう。
しかし、図形としてみればわかるように、斜めに渡れば距離は長くなる。それだけ道路上にいる時間が長くなり、車事故に巻き込まれる可能性も増える。また、左側通行の日本では特に道路の右から左に渡る際に、車が後ろから来る状態になり、歩行者には車は見えなくなる。この時に事故に遭えば反射的に避けることもできず大きな怪我につながることになる。
心情的に車が少なければ横断したくなるのもわかるが、せめて斜め横断にならないように気を付けて。