【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20161005 これ!間違って覚えてた!(2)
夜間横断時の事故の理由がロービームだった。。。
車のライトには、所謂ハイビームとロービームがあります。ハイビームは光が遠くまで届く角度で、ロービームは近いところを照らすのですが、車同士の視点では、ハイビームはまぶしいので、出来るだけロービームで走行し、対向車がいないときだけハイビーム。。。というのが普通だと思っていました。ハタチくらいで免許をとってから、つい数年前まで。でも、これは、ハイビーム・ロービームという名称が生んだ勘違いだと思います。
道交法を参照すると、
第二十条で、走行用前照灯とすれ違い用前照灯という記述があります。
走行用とすれ違い用。
”走行用”は、いいですよね。走行時に点灯する。でも、”すれ違い用”って?そんなのあったっけ?。。。
この書き方だと、走行時には走行用前照灯、すれ違う時=対向車とすれ違う時に、すれ違い用に切り替えるということです。通常、自動車の前照灯は、ハイビームとロービームですが、この法律と照らし合わせると、ハイビーム=走行用、ロービーム=すれ違い用ということのようですね。
カッコ良く言い換えてしまったので、
1)本来の目的が消え失せ、
2)車同士の都合だけが一人歩きして、
3)本来の目的である歩行者の保護ができなくなってしまい
冒頭記事の事故原因になってしまったということです。
幸い、その事故を起こしてしまったことはありませんが、最近よくひやりとすることも多いのです。
最近免許をとった人に聞いてみると、普段はハイビームで走ると教わっているようなので、単に私の記憶違いなのかもしれませんが、走行モード=ハイビームで走ることを徹底するしかありません。