Audio bookの読書スピード【たまプラビジネス余談放談】20221121
通勤が減った、というか、ほぼなくなって打ち合わせなどで都会に出て行く時も車なので、本を読む時間はトイレに座っている時くらいになった。”ながら”読書量は減ってしまっている。
一方最近はニュースやブログ系の発信者も音声メディアが増えてきたのは既に認識していた。実際、朝のニュースや日経のピックアップニュース、ブロガーのVoicy、Youtubeの番組など、音声メディアを聞くことが多くなっている。メールニュースでAudiobookの広告が流れてきたのでダウンロードして試す。
まずは。。「コンビニ人間」(著:村田沙耶香)を聴いてみた。
2016年の芥川賞受賞作。本としては160ページ。通勤していたら2日か3日で読み終わるのだが、Audiobookだと3時間46分。他の作業をしながら耳から入ってくるので他の作業をしながら読了。聴了か?
通勤しない今、本で読んでいたとしたら何日かかるかわからない。実際、先日、入手した約400ページの本を読み終えるのに、15日かかっていたので、同じペースで読んだとすれば約6日かかることになるだろう。それが午前中聞き流して読み終わってしまったわけだ。その間に他の作業もしていたし、目で追うよりも内容も把握できているように感じる。内容が論文や学術書でなく小説だからだろうが、格段に時間効率、効果としてはリーズナブルだ。
2冊目。池井戸潤の「不祥事」。
花咲舞シリーズだ。再生時間目安は6時間。1冊目は短かったがこちらも400ページ。順調だ。
3冊目。同じく池井戸潤の「アルルカンの道化師」。
半沢直樹シリーズだ。再生時間目安は15時間。こちらも400ページ弱。聴き始めて15時間。順調に読み終えた。だが、気になることに気が付く。
本を読むのは目が疲れる。目が疲れるので休憩することになる。するとその間に他のことをやるようになり中断する。ところが、音声で聴いているとあまり疲れないし、他のことをやりながら、例えば報告作業や入力作業をやりながらでも聴けてしまう。ある本が6時間かかる見込みだが、下手をすると6時間聴き続けてしまうことができる。本を読むことに関しては効率的だが、もしかすると本のほうに引っ張られてしまって他の作業あるいは睡眠や休憩を削ってしまうかもしれない。それはいいのだろうか。もしかすると必要以上に消耗するか、あるいは、過剰に課金してしまう可能性がありはしないか。
また、黙読のスピードは人に依存するだろう。朗読だと朗読者が読むスピードに依存し、目で流し読みするより時間がかかることもある。自分で読んだほうが早いという場合もあるだろう。ちなみにAudibleには速度をx3.5倍まで早くできる。ただし、3.5倍は何を言っているかわからないが。。。
音による読書は期待できる。
ひとまず1ヶ月は無料で解約も可能なのでいくつかの作品を聴いてみよう。朝晩の子犬の散歩時、お風呂中、トイレ、運転中のラジオ代わりに、寝る時に。
ただし寝る時については、ほぼ5分で寝落ちしてしまうので、スリープタイマーを10分に設定が必要かな。