半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

ずっと昔作った口座の個人確認 〜マネロンが問題でなかったころ〜

ずっと昔作った口座の個人確認 〜マネロンが問題でなかったころ〜【たまプラビジネス余談放談】20230210

 

2000年頃にCDの販売を趣味的グループで行い始めたころ「郵便局の為替口座」を作った。理由は手数料が安いからだ。数年運用ししばらく使わずにいたがここ何年か必要が出てきたのでまた使っている。

当時は、サークル的な組織だったので登記も必要なく口座の開始にも特段の条件がなかったので個人方に拠点を置くサークルとして登録された。

その後、世間でマネーロンダリングや不正利用の口座が増えてきたせいで、銀行にしても郵便局にしても口座の確認を行い、個人確認をしていない口座は振込額の制限などが課されている。

冒頭の口座も現在は振り込み額の上限があり、それ以上の金額を振り込む場合は、N回に分割して支払うしかない。従って限度を超える振り込みを行う場合には分割する分手数料がかかり、振り込み処理の手間も面倒だったもののそのまま運用してきた。

ここ何度か郵便局に用事があり頻繁に行くようになったので、ものはついで、限度額を引き上げようと試みた。

ポイントは口座所有者の個人確認。単なる個人であれば身分証明ができて、海外の要職などについていなくて、利用目的が明確であれば、スムースにできるのだが、このような団体(サークル)の場合、メンバーや目的などを申請して審査が必要となる。ただこのサークルは有名無実化しており、今ではメンバーは私一人であり、そうした書類を作成するのも面倒なので、あきらめ。年に1回あるかないかの制限額を超える取引のためにやる価値もないと判断して、諦めムード、そのままにすることに決定。

 

一時期、マネーロンダリングや不正取引、ネットでの詐欺的取引などが増えたためにこうした口座の作成が厳しく監視されるようになったが、今回のようなチェックが正しく働いていることはその撲滅にも十分貢献しているのだな。

 

さすが日本。

 

ということで。