半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

最初に買ったのが”最後の”だった Let it be

最初に買ったのが”最後の”だった Let it be【御散歩雑談】20230321

 

ビートルズのアルバム Let it beを聴きながら。

最初に買ったビートルズのシングルがLet it be、それは最後のアルバムに収録されていた。「母なるマリア様が現れて尊い言葉をくださった”なるがままに”と」というのは、丁度(こうあるべき、そうでないほうがいいと強制的な言葉に反抗期を迎えていた)中学坊主には魅力的な歌詞だった。”1日1歩3日で3歩”とかその他の演歌が聞こえてくるTV歌番組の歌詞がくだらないものに思え、たった一言の歌詞の威力を感じ取った。シングル版のソロパートはオルガンチックなサウンドだったのにLPのソロはワイルドな歪んだギターというのもゾクゾクものだった。コピーバンドを結成したが、当時はギターアンプがなくて恐ろしいことにステレオのINジャックにグレコのレスポールモデルから直接プラグインして自然に歪む音で練習していたことも友達のオーディオを思うとごめんなさいとしか言えない。当時この少し後にフィルムコンサートでルーフトップコンサートの映画を見てDon't Let Me Downがアルバムに収録されていないことが超不思議だったがネットもなく情報も乏しくてちょっとモヤモヤし、I've got a feelingの歌詞Everybody has a Wet Dreamが卑猥に感じたのも幼い性の勘違い。「Two of us」 riding nowhere spending someone on our way back home (俺たち二人家に帰る途中であてもなく走りどこかの誰かとちょっと時間を潰しただけさ)(なぁジョン?)はビートルズ解散間際の断末魔を秘めた美しいイントロのギターだった。(曲はポールとリンダのことだったそうだが)

 

ちなみにレコード版のリンゴが赤いのは「アメリカ版」だから。

ジャケットの右隅がカットされているのはいわゆる「輸入盤」。