半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

主治医の心

主治医の心【御散歩雑談】20230928

 

主治医の心

 

人間味に溢れた主治医は、執刀医と麻酔医と助手と看護師に、各人の役割を全力で果たすよう指示した。みんな使命に燃え、執刀医は一生懸命手術し、麻酔医はきちんと麻酔を管理し、助手は助手の役目をこなし、看護師は真面目に役目を果たしたのに、患者さんは亡くなってしまった。主治医が生命とQOLに対しての主治医の役目を果たさなかったからだ。足りないのは主治医の心か。

 

主治医は誰か

 

2021年の長期入院以来、病院がかりが続いている。安定はしているが、次から次へと微妙な不調、というか、変化が現れる。入院時の主治医は神経内科(手足の動きや感覚の神経系)だったが、退院時の主治医は血液内科。免疫抑制剤が主な治療薬剤。それにより、自己免疫が抑制されているので、どうしてもちょっとした感染がおきて、その都度、抗生剤で抑える、その繰り返し。通院している科は、神経内科、血液内科、呼吸器科、泌尿器科、消化器、口腔歯科、皮膚科、そして別の病院の糖尿内科。しかしそもそも。急性で発生した1型糖尿も胸腺腫瘍摘出の後遺症として発生するという論文が発表された。血液内科の免疫の件も胸腺腫瘍との関係という論文があり、胸腺腫瘍を摘出したのが主要因ということがわかってきて、こうなると主治医は胸腺腫瘍の呼吸器なんではないか?と思えてくるが、対症療法の方針からするとやっぱり現在の主治医は血液内科らしい。

 

対症療法方針

 

対症療法で対応する方針はその時発生している症状を治癒させないと命の危険があるかもしれないので理にはかなっている。でも、原因がなにかを考えてくれている人がいないと後手後手にならざるをえない。とはいえ、薬が対症療法なのだから予防薬がない限りはそうなるしかないのか。というわけで先日30年ぶりに胃カメラを飲んだら胃の中にカンジダ(カビの一種)が発生していてこれも免疫抑制しているから発症するらしい。また薬が増えた。この薬は腎臓に影響するようだ。血液検査でのクレアチニンの値を注視しなければ。悪くなると人工透析に繋がってしまう。

 

なんとかこのスパイラル抜け出したいものだが。

 

かかりつけ医

 

いつからか「かかりつけ医」が推奨され、大学病院にいくと「まずかかりつけ医に行って診てもらい、紹介状を」と言われたりする。医者にそんなに頻繁にいくことはないのが普通だろうから、”かかりつけ”といえる医者がないのが普通の感覚。しかも紹介状は数千円かかるので最初から大学病院で診てもらって初診料が数千円かかるとしても同じなので最初から診てよと言いたい。この件で病院事務の人と毎回口論になり、自分がうるさいジジイになっていることを自覚する瞬間がある。実際私の場合、同じ病院で並行して7診療科に通院しているのでそれ以外に新規にかかるときに”かかりつけ”を持ち出されるが、実際、近所の医院にいって、現状の大学病院の通院状況を話すと「そちらにいかれたほうがよいのでは」と言われるので、「ほらね」となる。

ふと思えば主治医はプロジェクトマネージャーに似ているな。ということはトラブルは付き物?