事象には2通り以上の見方がある【たまプラビジネス余談放談】20231215
フレデリック・ラングブリッジの有名な一節。
「囚人たちが牢獄の格子窓から外を見ていた。
ある男は、満天の星空を見つめ
”いつかここを出よう”
と誓い、
別の男は、泥濘んだ裏庭の泥を眺め、
”このままここで死ぬんだ”
と絶望にうなだれた」
この時期落ち葉掃除に追われる。竹箒で履いて綺麗にしても、1時間もたたないうちに掃除なんてしなかったように落ち葉に埋もれる。うんざり。一方、ある人は降り積もった落ち葉を踏み締めて歩く音にとある想いを感じる。掃除なんてしたら想いも萎える。落ち葉よもっと、と歩き続ける。
時事ニュースは、ウクライナ戦争を報じるニュースでは、ウクライナの勝利をあまり聞かなくなったように感じる。実際ニュースが少ない。ロシアが優勢なのか?そうでもないようだ。つまりニュースバリューが低下したのだろう。事実を報道する。事実を報道しないと反対の意味と解釈する向きもある。
事象には2通りの、2通り以上の見方がある。それはどちらがいいかという話だけではない。