【半蔵門ビジネストーク】20170428 CCメールと引用メールに気をつける
愛読していた「美人研究員は見た!ビジネスメール事件簿」が最終回らしい。
非常によくある話が掲載されていて楽しみにしていたし、サポート上も参考になることが多かったので、とても残念。どこかで復活することを願います。319回もメールに関する話題を続けてきたそうで、凄いことですね。
最終回は、CCメールの話でした。情報共有が本来の目的なのに、いつのまにか責任回避の役割が主流になってしまったという。。。よくわかります。
さて。
メールは大抵1対1のやりとりで始まります。例えば仕事がらみでの会食の相談としましょう。
会食やりませんかと声をかけ
- 目的
- メンバー相談
- 場所相談
- 時期相談
- 予算相談
等が相談されそのやりとりが蓄積されてきます。
相談が進むにつれてメンバー予定者にもメールがCCされ、新たな相談がされ、仲間に入れたいメンバーなどにもメールが送られるでしょう。それは主催者からだけでなく、CCされたメンバーから転送される場合もあります。その相手先は当初意図していない相手も含まれてくる可能性は排除できません。
相談の履歴を残す意味でメールは自動的に引用される場合も少なくありません。過去からのやりとりが全て参加者全員に共有されていきます。
相談の過程で様々に現実的な取捨選択が行なわれています。誰を誘うのか、予算配分、みんなが参加できる時期、誰かが参加できない時期。。。それらを、あとから予想もしていない人の目にCCで、転送されていって見られてしまい、お互いに嫌な想いをしてしまうことがありえるのです。
メールは、いつか当人の目に誤ってとまってしまうこともあるのだという前提で記述しておくほうがいいこと、それから、CCの範囲は気をつけて。ただし、一度出したメールは、どこへ転送されるかも制御はできないことも忘れずに。