サーバー移行手順プラン【半蔵門ビジネス雑談】20200626
ある月の請求書などを整理していて気がつく。
レンタルサーバーのコストのアンバランスさだ。あくまで金額面だが、非常に金額が高いサーバーがある。
サーバー1 月額 21,720円(.com) Webサイト、SNS、メールサーバー
サーバー2 年額 16,200円(.co.jp) メールサーバー
サーバー3 月額 3,600円(testサーバー.net)SNSテスト用
サーバー2と3は、年額で16000円〜40,000円強だが、サーバー1だけが250,000円で一桁違っている。
理由ははっきりしていて、サーバー1はVPSホスティングサーバーで、単独利用だが、2と3はレンタル仮想サーバーだからだ。これは使用開始した時期の違いもある。1は会社設立時の10年以上前なので、こうした単独サーバーが主流だったせいもある。2と3は数年前以降で仮想のレンタルサーバーが技術的にも価格的にもこなれてきたせいもある。
古いサービスパックなので問題もある。例えば、OSがすでにバージョンアップできないそうだ。また、バージョンアップすることでSNSが不具合を起こす可能性もある。さらに、このメールサーバーから送付されるメールが、gmailで受け取ることができない。これはgmail側が特定のIPの範囲を拒否しているためという。また、SSLの設定も影響を受けており、このサーバー上のSNSがChromeでアクセスすると証明書へのアラームが表示されてしまうのだ。これもサーバー側のOS等が古いためとされている。
そうした課題にも関わらず前述の費用。費用対効果がアンバランスになってしまっている。
コロナ禍でコストの見直しを図っているが、このタイミングでサーバー1廃止、Webサイト、SNS、.comのメールサーバーを移転することにした。
手順としては、
- Webサイトをサーバー3に移動
- SNSのデータをサーバー3に移動
- .comメールをサーバー3に移動
- .comドメインのDNSをサーバー3に転送
- サーバー1の廃止
SNSは、.com版は廃止して、.netに移行する。関係者に案内が必要。
Webは、,netと同じサーバーに移行し、.comとする。メールも同様。
あれ?複数ドメインを同じサーバーにアサインできるよね?