消費税10%と郵便料金【半蔵門ビジネス雑談】20191106
10月1日から、消費税10%増税に伴いいろいろな買い物で消費者が支払う価格が変わった。支払い時に、定価x10%が加算される。これまで8%だったので2%のアップだ。支払い時に表示されるので消費者は高いなと気づき、しぶしぶと払うことになった。でも、それもじきに慣れるはずだ。
要注意は、切手などの在庫品だ。郵便に貼付る際にこれまでの料金だと不足する。例えば、請求書の封筒は、これまで82円だったのが84円となる。ついうっかり、在庫のある82円切手を貼ってそのままポストに投函してしまいそうだ。
82円切手を使う時には+2円の切手を貼って出さないと恥ずかしいことになる。
郵便料金が不足している場合、郵便は届けられる。しかし、郵便配達員は、受取人に対して、「不足していますが、不足分を払って受け取りますか?」と尋ねることになる。厳密には、受け取りを拒否し、戻されて再度84円を貼って出し直すのが綺麗だが、そうなると時間もかかるし、最初の82円は無駄になるし、それと比べて追加料金分は微小なので、受取人が不足分を支払って受け取るというのが多いそうだ。実際、私が料金不足の請求書を受け取った際にもそうした。また金額が少ないので請求もしていない。
個人間なら笑い話で済むだろうが、企業間の請求書となると、誰が払うかにもよるが、のちの処理が面倒だし、何よりちょっと恥ずかしい。場合によっては信頼失墜するかもしれない。
というわけで、郵便料金の不足にはご注意をといいたい。