コロナ連鎖ダメージ【御散歩雑談】20200420
2020年年初からコロナウィルスによる連鎖反応が徐々に徐々に拡大していく様を目の当たりにした。感染症で経済が壊れていく。
政府による感染拡大防止の大きな施策は以下の3つ。これによる影響がじわっとやってきた。
- イベント等の自粛要請
- 公立学校休校
- 一定地域の外国旅行者受け入れ停止
1 イベントが中止
イベントが中止され、多人数の会食が延期され、テーマパークなどの人が集まる娯楽が自粛され、結果として経済活動が抑制され、これに関わる経済活動が停滞し始めた。まずイベント系の会社の業績が悪化する流れになる。続いて飲食、そして娯楽。
こうした会社による外注先への仕事が停滞し始める。また企業の消費活動、会食や接待なども同時に停滞する。
2 公立学校が2週間休み
公立学校が2週間休みになり、子供が休みになると仕事に行けなくなる、行きにくくなる職種の人々が出てくる。業種は特定できないが、業務に支障がでてくる。また、消費活動が停滞し始める。
3 インバウンド
感染が広がる一定の国からの旅行者の入国制限を行い、観光業の営業に大きな影響がでている。旅館やレストラン、観光地へのキャンセルが相次ぎ、依存度の高い事業者は大きな打撃を受ける。それらの事業者からの委託業務を受けている関連事業者も連動して打撃を受けている。
そしてこれらからさらなる波及効果が広がる。
4 波及
イベントなどの自粛に影響され、例えば、マッサージなどの接触接客へのキャンセルが発生し、身近な店舗では2ヶ月間ですべてキャンセルだという。これにより同店は廃業。
近隣のレストランでは、売り物だったサラダバーサービスを停止。これに影響して客足が減少しているそうだ。
スポーツジムの一部でも感染クラスタが発生したため、クローズ。
そしてこれらの周辺の店舗への客足も遠のく。
5 証券市場、関連して次の業務圧迫
こうした動きに連鎖して、株価の暴落。特に中国、日本、韓国に続いて欧州、米国への感染拡大、この動きに連鎖して株価も大きく下落した。前述の業績低迷と株価下落により、コストカットの検討が始まる。外注事業者のカットなどが検討実施され始める。これにより、これらの分野の事業者はキャッシュフローに影響が出て、業務を継続できないところがで始める。当然これらは消費活動に影響し、消費者対象の小売業の業績にも影響し始める。大手小売企業の従業員給与への影響はすぐには出てこないので、そこからの消費活動にすぐには影響しないが、長期化するとさらに大規模な消費低迷のスパイラルが引き起こされることになる。
うちのような極小企業もそろそろ影響が出始める。
6 調子いいのは
TV会議サービスの会社ですと。Zoom, Skype, Blue jeans など。
zoomはセキュリティ問題が拡散され株価低迷だが利用者は増えているようだ。個人、企業、学校。。
アップルストアは3月末まで店舗クローズを発表した。
7.学校、教育関係
学校は新学期が始まったが、入学式典もなく、授業で教室に集まることもできないので、オンライン授業が一気に進む。しかし、大学では各先生ごとに手探りで進めるしかないようで、情報交換が始まっている。草の根的にノウハウがたまって行く気配だ。
首都圏を中心に発表された緊急事態宣言は、4月16日に全国に拡大された。
感染拡大はまだ収まらない。