「飛び石連休」も死語化する【つれづれ】20210504
ゴールデンウィークは、大型連休と呼ばれるようになって久しい。企業は、公式な休日の間の平日を出勤日としないで、所属社員向けには連休にするようになった。
かつては、4月末から5月初めの連休は、
29 昭和天皇誕生日
3 憲法記念日
5 こどもの日
だけだった。これに必ず土日がからむ、例えば、
29 30 1 2 3 4 5
金 土 日 月 火 水
の場合、 30と4が出社や登校日で、飛び石のように休みでない日があるので、「飛び石連休」と呼ばれた。
その後、祝日の制度として、日曜と祭日が重なった場合は、翌月曜と振替休日とするようにもなったり、3日と5日の間の4日は国民の休日として休みにしたりして、これに前述の企業が自主的に休みにする日を掛け合わせると、例えば、30日と6日、7日を有給休暇などと組み合わせれば、11連休にもなり、まさに大型連休ということになってきている。
そのせいか「飛び石連休」という言葉を聞かなくなって来たようだ。
まあそれは前述のように連続した休みがとれるということでよいことなのかもしれないが、今度は休みが集中してどこへいっても混雑しているという問題は周知の通り。今度は、結局、休みを分散させる方向への動きもあり皮肉なものだ。
個人的には、飛び石連休ということにワクワクしていたころが懐かしく、今でもその言葉をきくと、休みの合間に1日だけ学校にいくことが密かに楽しみだった。なんとなく授業も緩く、特別な小イベントがあったりして、楽しかったことを思い出す。
会社でも、あまり仕事にならずゆるーく過ごして早めに帰って飲みに出る。。。だったように思う。
飛び石連休、けんけんぱっ!