文字コミュニケーションでボロが出る【御散歩雑談】20210614
ネットワークの普及によって、コミュニケーションが文字、テキストで行われることが増えた。
その結果だとは言い切れないが、読み違い、覚え間違い、憶測覚えによる言葉間違いが多く露呈してネット上の記録に残り続けあとで恥ずかしい思いをしたり、密かに教養のなさを知られてしまうことが増えている。自分でも周囲でもネットでのどこかの誰かの場合でも。
まずは自分の恥ずかしいやつ。
- 随分前だったが、セキュリティの会議で、「そういえば、IEのき弱性が問題になっていますね」と何気なく発言した。一緒に活動していた人に小声で、「”ぜいじゃくせい”ね」と耳打ちされた。脆弱の脆って、月へんに危険の危だから、き弱とばかり思っていた。
以下は、知り合いやネットで発掘。
- 「この古いデザインの形状には、ひたしみがわくよね。」と、Facebookの書き込みがあった。言いたいのは親しみが湧くだな。”し”と”ひ”はよく地方や世代で読み違われるのを聞くが、「ひたしみ」は初めて聞いたかも。
- 前の会社の美人セクレタリさんが、メールで相談してきた。色々やりとりした結果、彼女のメール。「もう選べるのはこれしきゃないですよね」。美人セクレと”これしかない”と”これしきゃない”という方言?のギャップ。今でいう萌え感があったな。
- 母は88歳。メールができるのはすごいのだが、ひらがなで打つ。漢字変換も使えるが、何度教えても、おとをの打ち分けができない。「きおつけてね」と打ってきて、わざわざ電話がくる、どうしても「きおつけて」のきが漢字にならないのよ。だから、おじゃなくてをだよと教えると、をはどうやって打つの?WOだよ?Wってどれよ。そう彼女はローマ字が読めないのだ。わをんのをだよと言っても、おを使う。
そして、自動変換に頼りすぎると、今度は文字を書くときに、漢字が出てこない。
もうボロボロ。笑
家族でこの読み違いの話をしたら、女王は「じょおう」か「じょうおう」か、という話題になった。漢字の読みとしてはじょおうのはずだが、なぜかじょうおうとして覚えている。ドラマ女王の教室のWikipediaでは、「じょおう」となっている。調べると、じょ おう だが、おうを発音するとき、おうは、「ぅおう」となって、つなげると「じょぅおう」となるのではないかという説が納得感がある。
そういえば文字忘れではないけれど、先日、スティーブ・ジョブズが思い出せなくなった。
なんだっけ?アップルの創始者!!!?
マイクロソフトの社長と連想で思い出せるかも。
あれ?マイクロソフトの社長誰だったっけ?
ビル、ウィリアムズ?あれ?あれ?
ビルゲイツだ!!!
じゃあアップルは?
結果、一日かけて思い出した。スティーブ・ジョブズ。
ググらなかった。この二人の名前をググるようになったら、やばいよ。