「お金払って」って言い辛い【たまプラビジネス余談放談】20220217
以前よく友人が、「売上代金を支払ってもらえない」と愚痴をこぼしていた。それに対しては、「払ってくれって言った?」とか「回収するまでが仕事だ」とか、「契約書ちゃんと整えて」とか、型通りのことをアドバイスしていた。自分ではそんなことにはならないと思っていたし、過去にもきちんと回収していたからだ。
業界によるのか?とも思っていた。契約書を交わさないで仕事をしている業界だったので、そういうこと=踏み倒し、みたいなことが日常茶飯事のようにも感じていた。派遣型のIT業界でもかなり昔はそういう営業現場も目にしていたので、契約書を交わして、きちんとやればそういう問題、取りっぱぐれは起きないと力説した。
しかし、自分で会社をやり始めて、時々入金されないことが発生するようになり、1〜2日は様子を見るが、5日くらい経過する場合が発生してきて、ある日、メールをしてさらに電話をかけた。「斯く斯く然然の理由でそれができたら振り込むよ」と言われたが、こちらの都合もあったので、「いやお振込みお願いします」と伝えたところ、秘書さん?からのアドバイスだろうか、呼び出されて出入り禁止になり、取引も停止になってしまった。
ああ、やはりお金のことをいうとこうなるのか〜言いづらいのと同様、言われたくないものなのかもしれない。でも、なんだかおかしいよね。こちらに非はないのに。
最近の出来事としては、とある講演料についての確定申告用の支払調書が届いたのだが、肝心の入金がどうしても確認できない。窓口となっている担当の方に何度も細かい確認のための伝達役をしていただくのもアレかなと躊躇してしまっていた。先日、意を決して事務局宛に手紙を出すことにした。手紙といっても再確認の依頼と、振込み依頼書や口座情報、口座への未入金を表すページのコピー、送られてきた支払調書の写し。
再確認を依頼した。銀行口座のコピーを見る限り記録されていないので振り込まれていないことは明白なのだが、なんだかこちらに落ち度があるような不安になってしまう。お金でなければこんな気分にはならないのに。
お金のことって言い辛い。