Macのフォルダ(ファイル)にパスワード【たまプラビジネス余談放談】20230508
Macはもう20年以上使っているがファイルやフォルダへのパスワードの付け方を知らなかったことに気がついた。これまでパスワードをつける必要があるときはzipファイルに圧縮する際にMacのターミナルでコマンドプロンプトからパスワードをつけていたので実用上はそのファイルを使うたびに解凍して使うことになり実用はしなかった。昨今運用の義務上パスワードをつけて保存する必要が生じたものがあり改めて調べてみてひとまずMac標準搭載のディスクユーティリティでできる方法を試している。考え方としてはファイルにパスワードをつけるというより、
- ディスクイメージを作成して、
- その中にファイルを格納し、
- そのディスクイメージを開くためのトリガーとなる.dmgファイルにパスワードがついている
というものだ。
ディスクイメージを作成するにはディスクユーティリティを使う。
(1)ファイル>新規イメージ>空のイメージを作成と進むと、
(2)写真のようにサブウィンドウが表示される。
(3).dmg名称を入力し暗号化で128ビットを選択するとパスワード入力が促される。このパスワードが利用時に.dmgを開こうとすると求められるものだ。
(4)作成に進み名称未設定のディスクイメージが作成されるのを待つ。
(5)ディスクイメージが作成されたらその中にパスワード保護したいファイルをドラッグして持っていく。パスワードをつける必要はない。
(6)最後に名称未設定のディスクイメージをディスマウントすれば以降は、.dmgをパスワード入力して開かないと保護したいファイルは開けない。
続いて利用時だが
(1).dmgファイルをダブルクリックするとパスワードを求められ入力すると
(2)先ほどの名称未設定のディスクイメージがマウントされるので
(3)中にあるファイルを開いて利用する。
他にも便利なツールを使えばもっとスムースに使えるものもあるがひとまずはMac標準のツールでの利用について。