半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

地元お祭り復活クラウドファンディング

地元お祭り復活クラウドファンディング【北毛再起動】20230705

 

出身地元には市を上げての夏祭りがある。コロナで数年開催されていなかったが4年ぶりに開催の運びとなり資金をクラウドファンディングで集めるそうだ。推測だが資金そのものより参加応援意識を高めよう、外部からの関心も盛り上げようという狙いもありそうだな。そういう効果もあるかもしれない。さっそく寄付をしたところ第一号だった!特になにかがあるわけではないが、嬉しい。と、同時に一抹の不安。第一号をとれるということはまだ誰も寄付していないということだもんね。現在6月20日なので時々寄付額をフォローしてみることにする。

 

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日にち   寄付額      人数推移

6月20日 112,000円 7人

6月22日 164,000円 8人

(お!この一人は52,000円も寄付したな)

6月23日 204,000円 11人

7月 2日 283,000円 16人

7月 5日 333,000円 17人

7月18日 446,000円 27人 37.1%

7月21日 618,000円 39人 51.5%

8月 4日 936,000円 55人 78%(残念100%ならず〜) 

f:id:emandai34:20130803182500j:plain昭和世代、特に団塊の世代直後の我々くらいの年代は、高校を出たら都会の大学に行くことが一つのパターンだった。そして一部はそのまま都会に残り、所帯を持ち、田舎を捨てた形でそのまま定年を迎える。ただ、その頃になると親も年老いて面倒を見るためにもう一度田舎をふるさとを見つめ直すことになり、ふるさとへの不思議な感情が郷愁も入り混じって頭をもたげてくる。よく聞くのは「ふるさとのためになにかしたい」という声。それはビジネスであったり文化的なことだったりするが、本腰を入れてやろうとすると地元に残った世代、先輩世代、同期、後輩世代との表面化しない軋轢も生じることにもなる。誰も口には出さないが、「もっとこうやったりよくなるのに」という建設的な意見で始まるが、なかなか動かないしがらみの中にあるふるさと、一度出て行ったくせに戻ってきて偉そうなUターン組が、そんな静かな軋轢があるような、ないような。そういう時の一つの解としてのクラウドファンディングという仕組みは落とし所なのではないかとも思う。寄付用途限定のふるさと納税と組み合わせた沼田まつりの試みは一つの礎になるような気もするのだ。