公衆電話:両替;タイムスリップしたような【たまプラビジネス余談放談】20240226
病院内のカフェでコーヒーを飲んでいるとレジ付近で女性が、
「公衆電話をかけたいが小銭がない。両替してもらえないか?」
と言っている。店員は、
「両替はやってない」
と答えている。
不満そうに立ち去る女性。少し前なら自分も不満を抱いたと思う。
ある時期から両替だけを無償で行うところはなくなってきた。せいぜいタバコ屋のおばちゃんおじちゃんが善意でやってくれるところくらい。通常は何かを購入してお釣りをもらい細かい貨幣に替えるのが一般的な方法になっている。
特に最近はキャッシュレス傾向でそもそも小銭が店舗に少なくなってきているし、レジマシンも開けられないようになっている。コンビニでも支払いは顧客側からタッチパネルで「現金」を選択してお札読み取り機やコイン読み取り機に投入して支払うので店員がレジを開ける場面はなくなっているだろう。
そもそも両替は無料ではなく「両替商」という商売だったのだ。国境や空港、港で外国貨幣を当該国貨幣に替えることを両替といい手数料を取って行う商売だったのだ。
(この画像はBardで生成したイメージ generate a image of cash register in a shop, a customer pay money and shop attendant operate it.
)
さらに冷静に考えると、病院にコイン式の公衆電話があったのが驚きでもある。ああ、病院では携帯禁止の場所も多いからか。さらにさらに、彼女は携帯を持っていなかったのか。
公衆電話、両替、携帯の不携帯、いろいろ考えるとタイムスリップしたような瞬間であった。ドラマ「不適切にも程がある」のシーンを思い出した。