値上がりシフト進行中【たまプラビジネス余談放談】20240322
総務省審議会が10月からの郵便料金値上げを答申をまとめた。30年ぶりの値上げ。封書の84円が110円、ハガキは63円から85円に。その他定形外も概ね30%値上がりする。切手は子供の時から集めたいしていたので興味深く見ている。
値上げの背景には、まず、郵便の減少がある。年賀状仕舞いや、電子帳簿保存法は、郵送需要を直撃するし、24年問題の人件費高騰見込みが値上げを決断させただろう。しかし、値上げの効果も限定的なのは想像できる。利用者にとってはマイナス面が大きい。通販の配送料も変わるだろう。送料無料金額も変更になりそうだし、波及する値上がりは拡大する。
他にも、値上がりする見込みの商品、サービスは以下のようなものがある。値上げの動きは広がっている。
郵便料金値上げに伴い値上がりする可能性のあるサービス・商品(Gemini生成)
1. 電気料金
燃料価格の高騰により、多くの電力会社が電気料金の値上げを申請しています。値上げ幅は会社によって異なりますが、平均で約10%程度になると予想されています。
2. ガス料金
電気料金同様に、燃料価格の高騰によりガス料金も値上げされる可能性があります。都市ガスは平均で約10%、プロパンガスは平均で約20%程度の値上げが予想されています。
3. 食料品
飼料価格や肥料価格の高騰により、食料品の値上げも続いています。特に、小麦や牛肉、豚肉などの値上げが顕著です。
4. 外食
食材価格や人件費の高騰により、外食料金も値上げされる可能性があります。ファミリーレストランや居酒屋などでは、メニューの改定や値上げを実施するところが増えています。
5. 交通機関
原油価格の高騰により、ガソリン代や灯油代が上昇しており、交通機関の運賃・料金も値上げされる可能性があります。鉄道やバスなどの公共交通機関だけでなく、タクシーや航空運賃も値上げが予想されています。
6. 通信料金
通信事業者間の競争が激化しているため、値上げは限定的と予想されますが、一部のプランやオプション料金が値上げされる可能性もあります。
7. その他
印刷代、クリーニング代、理容代など、様々なサービス・商品の値上げが予想されます。
マクドナルドも大きく値上げが実施されたし、先日、CokeOnで”今買うと1本無料のチケットが”と案内があったので散歩の帰りに買ったら、ドクターペッパー130円が140円になっていた。ここにもきたか。
値上げは必ずしも悪いことではないと考える。企業が競争力を強化し、新たな投資を行うための資金源となり、賃金に反映され、消費を促し、経済全体の活性化につながる。金は天下の回りもの。
ただ、郵便料金の値上がり直後で面倒くさいのは、差額を埋める手間だ。現在84円の在庫がたくさんあるが、110円にあがるとその差額26円を暫くは追加しておかないといけない。ハガキに使おうとしても85円だから1円追加して貼らないといけないし。