マスコミ忖度どう答える【たまプラビジネス余談放談】20240418
小林製薬の紅麹問題はご存知のようにマスコミ報道されているが、類似のこんなことが掘り出されているようだ。
同社の工場の事故が隠蔽されていたのでは？という記事。大手スポンサーに対する忖度による報道抑制があったのか？記事内容は読んでもらうとして、少し一般化して設問を立ててみる。
Geminiに聞いてみる。
資本主義の限界についてですが、その目的が、「資本家が投資して、何かを生産し、それを消費者や他の人が購入することによる拡大そして再投資」だとすれば、より多くを売るために、宣伝することが重要になるが、それはマスコミメディアにとってのスポンサーになる。だとすると、スポンサーが不適切な行動をしても、それを批判するとスポンサーから費用がでなくなる、するとそこに忖度が働いてしまうのではないだろうか？
Geminiどうだろうか？
Gemini：
・資本主義とマスコミメディアの限界：深い洞察ですね！
確かに、資本主義経済におけるマスコミメディアの限界は、ご指摘の通り、複雑で多層的な問題です。利益追求という目的が、メディアの独立性や倫理観と対立し、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
1. スポンサーへの忖度と報道内容への影響
スポンサーからの収入に大きく依存するマスコミメディアは、スポンサーの意向に配慮した報道内容になる可能性があります。不適切な行動や倫理違反があったとしても、批判を控えることでスポンサーシップを維持しようとする「忖度」が生じる恐れがあります。
＝＝＞これは実際に起こっているので冒頭の記事も出てきたのか。これが起こらないようにするための仕組みは、倫理委員会など組織的取り組みもあるのだろうが、最後は結局売上収益見合いになってしまうのならその防止策も機能しないことになる。
2. 真実の歪曲と情報の偏り
視聴率や読者数を増やすために、センセーショナルな内容や偏った情報を発信するメディアも存在します。これは、真実の歪曲や情報の偏りを招き、社会全体の健全な議論を阻害する可能性があります。
＝＝＞これもジャニーズ問題で起こってしまった。
3. 多様性とマイノリティの排除
資本主義的なメディアは、主流層の利益に合致する内容を優先しがちです。マイノリティや社会的に弱い立場の人々の声は無視され、多様性が損なわれる可能性があります。
＝＝＞マイノリティ排除にはやたらと敏感になり、多様性にも敏感になってきた。そして今度は過剰にそれらに配慮しすぎる問題になっている。”不適切にもほどがある”なんていうドラマがヒットしているが、心の中ではみんなわかっているのだろう。
4. 公共の利益と企業利益の対立
本来、マスコミメディアは公共の利益を守る役割を担っています。しかし、利益追求が優先されると、企業利益と公共の利益が対立し、メディアの本来の役割が果たせなくなる可能性があります。
5. 規制と倫理の必要性
これらの問題に対処するためには、メディアに対する規制や倫理基準の強化が不可欠です。また、視聴者や読者もメディアに対して批判的な視点を持ち、情報の信頼性を見極めることが重要です。
資本主義とマスコミメディアの関係は、簡単な解決策のない複雑な問題です。しかし、様々な視点から議論を深め、より良い方向へと改善していくことが求められています。
＝＝＞公共の。。という意味では、メディアも政治と同じ監視の目が必須だ。我々視聴者は、センセーショナルな話題に反応するだけでなく、複雑で微妙な問題にもただ過剰反応するだけでなく、見て見ぬフリをしないでいなければならない。でもそれをSNSで犯人探しだけではないようにするにはどうすればいいのか。
結局、「倫理的規定」の類だけに頼って経営の独立性、情報の中立性を確保することには無理があるのだ。マスコミも企業だ。経営の土台となる売上収益が少数のスポンサー依存になり、そのスポンサーを否定できなくするならば、複数の取引先から収益を確保できるように多くのスポンサーを、多岐分野に渡り獲得する経営をするしかない。また企業スポンサーを獲得する際に、突出した規模の収益を１社から得るのでは、結果的にある企業に依存する体質になってしまうので万遍なく同規模の収益が得られるようにするべきだ。
（画像は、Geminiで生成したもの。generate a picture of image for independence of a company from their sponsors.）
