ODR Pickups/半蔵門御散歩雑談

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

”只ほど高いものはない”というばあちゃんの口癖

”只ほど高いものはない”というばあちゃんの口癖【半蔵門ビジネス雑談】20180625

 

祖母の生家は、昔ながらの桐の下駄職人で相当な資産があったらしいが、渡世人の祖父が3道楽で使い果たしてしまったらしい。その祖母は厳しい人で食べ物の好き嫌いの多かった私もよく叱られて、トバッチリをくった母も苦労したと聞いている。その祖母の口癖。

 

”只ほど高いものはない”

 

昔は今よりおおらかで、隣近所や知り合い、友人から善意でいろいろなものをもらったりした。モノでなくても、サービス的な何かを提供されたこともあった。その度に、祖母が”只ほど高いものはない”と小さな声で教えてくれる。それは、とても怖い呪文のように聞こえた。だから今でも無意識に”只ほど高いものはない”と警戒してしまう。

 

この4月に米国議会の公聴会でFacebookのCEO、ザッカーバーグ氏が情報漏洩の原因や対策について証言をしたが、その発端となったのは、同サイトで頻繁に目にした占いサイトだ。私のタイムラインにも、友人たちが登録してシェアしたそうしたアプリケーション:例えば、

 

1)前世は誰だったか 

2)漫画のキャラでいったらアナタは誰か? 

3)経営者タイプ診断など。。

 

そのほかにもこんなにあった。

matome.naver.jp

こうしたアプリケーションは利用者には直接には無料だが、只ほど高いものはない。無料で使えるはずがない。開発費だってかかっている。なんらかの収入が必要なはず。そこはそれ。案の定、個人情報や友人の情報を提供することが条件になっていた。

その結果、多くの個人情報が流出悪用され、米国大統領選挙にまで影響したとされている。

 

ばあちゃんに教わった”只ほど高いものはない”リテラシーは、必須だった。今でも必須だ。前にも増して必須になった。

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診断アプリを使用したことのある人は一度、自分の情報が被害にあっていないか、確認するといい。

www.huffingtonpost.jp

といいつつ、これですらなんだか危険な気がしてしまう。