安くない方向へ【半蔵門ビジネス雑談】20190828
お客様との会食で紹介してもらった家の近くの割烹。
隣にクリーニング屋があり、何年もワイシャツやスーツを出すために毎週のように言っていたのに、その存在をしらなかったのは注意力散漫すぎる。
料理の味や見栄え、おかみさんや板前さんの対応は非の打ち所がないほどで、さすがミシュラン2つ星。
最近では、安いものを提供する店は町中にあふれているが、デフレ脱却も叫ばれていて、価格が安いことを売りにしない店も増えつつある。ここのビジネスモデルは、少人数、高価格(適正価格)高品質だ。
ディナータイムは完全予約だが、席数が3組(4人テーブル)。料理は全て厳選下お任せのみ。そして価格は1万円だ。飲み物は別。お酒を数杯頼むと1.5万円になるくらい。席数が少ないから予約は3ヶ月先までいっぱい。
6時から始めたら3組x3回転が限度だろう。すると6万x3x3=54万/日。22日営業で、1188万円/月の売り上げか。160時間/月の仕事時間なら時間当たりの売り上げは74,250円かな。
安売りでなく、いかに高品質を適正な高価格で売るか。
この方向にビジネスを持っていくべきなのだ。