【ODRピックアップ】20160129 スカットジャパンでスカット爽やか
時々TVが楽しみになる時期があります。今がそう。
水曜日は、「相棒」と「ヒガンバナ」、木曜日は、「スペシャリスト」。あれ?みんな刑事モノだ。。。それと、月曜日の「スカットジャパン」。これは、再現ドラマ構成で、視聴者の体験投稿をもとに、イヤな思いをした経験を、機転の効いた言動で助けてもらって、気持ちがスカっとすることを共有する番組。イヤな思いをさせてくれるのは、悪役的なキャラクターで、小林麻耶、木下ほうかなど、意表をついた当たり役が生まれて、それもまた楽しいのです。
特に最近のお気に入りは、俳優の笹野高史さん扮するおばあさんキャラ。お年寄りならではの、トンチの効いた言動で、スカットさせてくれます。
お年寄りのこうした言葉による横暴への抵抗は、よりスカット感が大きい。紹介された最近の投稿のプールでの一言は秀逸でした。
「大会近いんだ、練習だ」我が物顔で泳ぐ若者スイマーに、おじいさんスイマー「おめーら大会近いかもしれんがな、こっちも三途の川をわたる練習だ!」と
イスラエルにいたときのこと。
みんなジョークが好きでした。ソ連崩壊後、祖国に戻ったユダヤ人も少なくないせいしょうか?なぜかソ連・ロシアものが多かったようです。古いジョークなのでしょう。既に私も本やTVで聞いたものも多くありました。ロシア語通訳の米原万里さんの著書にも書いてあったものなども聞きました。
面白いし、シャレているのでちょっと紹介。
1)KGBチャンネル
ソ連には、TVは2種類しかない。
一つは常に共産党の宣伝。朝から晩まで
宣伝。いい加減飽きてチャンネルを回す。
するとそこには、銃を構えたKGBが映っ
ていて、「チャンネルを戻せ」と静かに
いう。
2)アダムとイブ
アダムとイブは何人だったのか?
みんな自国だと主張する。
イギリス人は、「レディーファーストを
守っているからイギリス人だ」といい、
「一個しかないリンゴを上げたから、
フェミニストであるフランス人に違い
ない」とフランス人。
最後にロシア人が「みなさん!結論はこ
うです!たった一個しかリンゴがなく、
パンツも買えずに葉っぱを身につけるよ
うな場所を、パラダイスと思い込まされ
ていたのだから、我が同胞に違いない!
」とロシア人は胸を張った。
3)日本のLとR
レストランで、ご飯大盛りを頼んだが
a bowl of lice(シラミ)となってしま
い。ウェイターもオエ!!
4)love?
カラオケで日本人がラブミーテンダーを
熱唱!ところが、どうしてもloveが、
rubになってしまい、rub me tenderと
なって、失笑!!
やさしく愛してじゃなくて、
やさしく擦って!じゃあ、卑猥です。
そういえば、初めてイスラエルに来たときのこと。
借りたアパートに到着して、仮眠をしたあとすぐ近くの小さなShopping Centerに買い物にいきました。直ぐに飛び込んだのが本屋さん。とにかく英語だけだと仕事がし難いと思って辞書を買わなければと。
今は日<ー>ヘブライ語の辞書も売っていることがあるようですが、当時はなくて、仕方なく英<ー>ヘブライ語を購入。
ついでにパンも買って、辞書を小脇にアパートに帰ってコーヒーを沸かしながらパラパラと・・・・思わずコーヒーを床に落とし・・・いや、落としませんでしたが、ハッ!と気づきました。
ヘブライ語の文字を引こうとすると、当然、文字列が何かを認識しなくてはいけないですが、読めないのでどれが”a”にあたりどれが”z”にあたるのかが、わからないのです。
同様に、英語から単語を引いても、出てきた文字列がわからないので、適当な推測発音すらできず、辞書を役立てられないことが判明!!
その辞書は、あえなく、フリーマーケット行きとなったのでありました。