【半蔵門ビジネストーク】20170809 節約逆効果あれこれ
やはりなんだかんだで電気料金が値上がりしているようです。昨年の7月分の電気料金が5千円台だったのが、今年は7千円超えてしまっています。設定温度や使い方は変更していないので単純に電気料金の値上がりでしょう。節約しなくちゃ。でも、節約が逆効果のこともあります。
エアコン再起動>付けっ放し電力
何年か前から、エアコンはつけたり消したりすると却って電気代を使うという説が出ていました。
これは、論理的には、温度が変化すると設定温度になるまでエアコンが電力を使うためということなので、点けっぱなしの時間とのバランスになりますが、節約と思ってこまめに切ると逆効果になる典型的な例です。
同じような思い違いをしていたのがスマホのアプリケーション。
強制終了と再起動によるバッテリー消費
これはiPhoneの事例ですが、起動してそのままにしていると電池の消費が大きのだろうと思ってこまめに終了している人は周囲にもいます。私はblackberryですが、そうしていました。(Blackberry KEYoneになってから電池消費が極端に少なくなったのであまり気を使わなくなりました)
iOSは設計上、使わなくなったアプリは凍結状態となり、電力消費は抑えられます。むしろ、強制終了とその後の再起動によって却ってバッテリーを消費してしまう。
だそうです。
裏紙トラブル
ずっと昔大手企業に勤務していたころ、経費節減施策として、コピー用紙の再利用というのがありました。社内配布資料には、裏に印刷できる用紙を使えと。裏紙をそれ用の箱に貯めておいて、コピー時にトレイにセットするというのを全社あげてやっていましたが、これによって、用紙詰まりが頻発し、メンテナンスコールをする頻度が増えてしまい、却ってコスト高になってしまったことがあります。
のちにコピー機の会社から、
「裏紙は機器を詰まらせる」
というアナウンスがありました。
あまり近いところばかり見ていると逆効果を生みます。会社も政治も個人的にも。