【半蔵門ビジネス雑談】20180327 大雪の記憶
天気予報の精度もあがってきたものだ。暖かくなってきて、桜も例年より早い満開。このまま暖かくなっていきそうな気配だ。そんな時に雪の話。
2018年1月22日の都内大雪の予報は的中し、早めに帰宅指示を出した企業が多かったため逆に帰宅時間が重なって大混雑となり、主要駅で入場規制が発生。翌日のTVで駅の様子をみて驚いた。
予報が的中するようになってきたのだとすれば、その日は在宅勤務にするなどの対策をとれる企業や職種もあるだろう。インフラ系の職種でどこかに出勤しなくてはならない人を除いて、在宅勤務でもよくなるのはないだろうか。
私自身は、客先から戻る際にすでに地下鉄に影響が出ていて動けなかったのでタクシーで事務所に戻り残作業。
ところで。
大雪で思い出すのは、妹の結婚式だ。
20年くらい前、やはり都心を大雪が襲った。結婚式場は都内だったので、我が方は群馬県から親族一同がバスを借り切って当日朝出発したが、大雪で高速がマヒ。一般道に降りたもののそこも渋滞。まだ携帯電話も普及していなくて、途中の公衆電話からの連絡が時々あったが、結婚式の開始時間が刻々と迫ってくる。
運悪く父は前週に盲腸炎になり不参加で私が父がわりだった。
神前の結婚の儀の時間になったが、まだ未着。相手の家と話して、式は進めようということになったが、こちらは本人と私、母、母の着付け担当した叔母が前日入りしていたので都合4名。相手方は全員揃っていて、親族紹介もあっというまに終わり式は終了。
続いて披露宴が近づいてきたがまだ親族一同は未着。
何度も相手家の待合室で待たせるお詫びをしながら、最終的には式場側の「これ以上おくらせると、そのあとの披露宴に響くので」という強行策で、披露宴を開始し、新郎新婦入場中にやっと親族が到着して、バタバタバタバタ。。。それでも、なんとか間に合ってよかった〜〜〜という波乱万丈だった。
我が妹は、小さい時から気丈で、
「しかたないじゃん」
としれっとしていたのが救いだった。雪が降ると思い出す。
そして現在。
雪の中、戻ってきた同僚も妹と同じ気丈人で、「仕方ないっすよ」と開き直って、隣のレストランで夕食兼一杯をやることになった。様子をみて、混雑が緩和されてから帰路についたので、むしろ空いている電車に乗れたのだった。
しかし、自宅に到着するとご覧の通り。
雪かきで吐きそうになったのは飲んできた見返りか?笑
黒柴のベルは初めての雪に、庭駆け回っていた。