お寺でハロウィン?【北毛再起動】20181004
Numata Next Excellent Technologies株式会社の取締役の金井さんが、
『「お寺でハロウィン」をやります。』
というので、思わず驚いた。
お寺?
ハロウィン?
なんで?
まあ当然の反応だと思う。
金井氏は、当然のように
「そうだよ」
と言って、言葉を続ける。
「何故「お寺でハロウィン」をやるかと言うとね。。。
日本だから出来る平和なお祭りだからです。」
曰く。
「ご存知の通り世界には宗教による争いが絶えません。」
確かに毎日そんなニュースばかりだ。
「しかし、日本は八百万の神々と仏が同居していて、初詣に行き、七夕に願い、クリスマスを祝います。子供が生まれたらお宮参り、結婚式は教会、死んだらお寺と複数の宗教が仲良く平和に暮らしています。」
これはよく聞く話だ。節操がないという人だっている。
「でも、それはもしかすると、争いを避けるための理想形あるいは最終形なのかもしれないなと思っているんです。」
ハロウィンは元々古代ケルト人の収穫祭で、古代ケルト人は紀元前400年頃北アジアにまで分布していた。しかし、4世紀中頃から匈奴(フン族)に追われヨーロッパに移動した。さらに、ハロウィンは、18世紀ころヨーロッパからアメリカに渡り、カブのランタン💀がカボチャのジャックオランタン🎃になり、21世紀になって日本に来た。
「ハロウィンが日本から中国やモンゴルに渡ればぐるっと地球を一周する事になります。」
金井氏は、「そこで日本のハロウィンをお寺で行えば人種や宗教を超えた平和な収穫祭が出来るんじゃないか?と考ている」のだという。
お寺でハロウィンは、真田の里の一つとして昨年話題となった、沼田市の金剛院の住職さんにご協力を頂き、今年もまた声優の神谷明さんが来てくれるそうだ。
「今年も10/28(日)に「お寺でハロウィン」をやります。」
今年で3回目、興味がある方は是非遊びにいってみて欲しい。