Google Mapのナビは裏道推し【半蔵門ビジネス雑談】20181205
妹に用事があったので車で向かった。久々だったのでBlackberryのGoogle Mapのナビを起動して案内してもらった。
ナビが示したルートは完全な裏道
とはいえ、道は知っている。渋滞もなさそうなので大通りを行けば30分もかからない。が、ナビは予想もしない交差点で、
「右折です」
という。最初はそのまま知っている道を行こうとしたが、丁度信号待ちで後方からも車はきていなかったので、ナビに従ってみることにした。
ナビが示したルートは完全な裏道。地元の人は知っているようで、前後に2台の車も走っている。やがて、かなりのショートカットで踏切のあるところから目的地近くの幹線道路に出た。妹宅までは、そこから5分で到着し、要件を済ませて今度は帰路のナビをセットして帰路についた。
今度も、とんでもない場所で
「左折です。」
と言われた。今度は、逆らって知っている道を選択。しかし、その後も
「左折です。」
と繰り返す。知っている大きな通りを進んできたが、4度目の
「左折です。」
で、ついナビに従ってしまった。
ナビが示したルートはまたも完全な裏道。地元の人のみが知っているような狭い道路。前後に4台の車も走っている。4台はおそらく同じナビで走っていたのかもしれない。同じ場所を曲がっていく。同じルートで同じ信号で停まり、同じ細い道をノロノロ走る。また
「左折です。」
とナビが示す。今度はナビに逆らって直進してみた。4台は左折。私だけ直進。1台だけになった。
ナビを見ると左折より直進が4分遅いと出ている。なるほど、だからさっきの道を左折させようとしたのだな。
多少遅れたのかもしれないが、無事幹線道路に復帰した。
それにしてもどうしてこんなに裏道の中の裏道をナビしてくれるのか。
以前、夜中に飼い犬の具合が悪くなって、夜間診療のペット診療所へ連れて行ったときも、裏道裏道に誘導され、しかも最終的には、目的地の結構大きな建物の裏門に導かれた。裏からは入れず、再度セットして正面にたどり着いたが、これらから推測すると、最短距離をガイドしているのだと思う。最短距離が裏口になることはあり得る話だ。
渋滞解消に貢献
幹線道路を外して遠回りでも空いている道路に誘導してくれるこの裏道最短距離主義は、幹線道路の渋滞解消に役立っているはずだ。しかし、良し悪しの面もある。みんなが裏道に誘導されたら裏道が混む。ナビ同士が連携して、誘導する比率まで調整してくれるようにすることは可能だろう。次ステップはそんな風になることを期待。