グッドワイフ【読書/映画感想】20190108
日本の民放局はネタ切れか?
最近アメリカドラマの焼き直しが多いようだ。昨年の「スーツ」に続いて、同じ弁護士、法廷ドラマの「グッドワイフ」。主演は常盤貴子。
米国の大手弁護士事務所はみんな同じようなオフィスだ。ガラス貼り。行き交う弁護士。勝手にオフィスに入ってくる相手の弁護士や依頼人。相手を詰り、手懐け、利用し、利用される。そうそう。”へま”もする。よくする。笑
実は、このドラマのスピンアウト「グッドファイト」を先に見てしまった。「グッドワイフ」では事務所のトップであまりスキを見せなかったダイアンがバタバタながら活躍する同じく弁護士ドラマ。こちらを先に見て、そのあとグッドワイフの題名を見て、勝手に「これは家庭のドラマだな」と思って見ないでいたところ、友人から内容を教わって、一気見した。
同じような登場人物で混同してしまうが、一人衝撃的な配役が。。。
体の麻痺を患いながらも凄腕の弁護士役で、「バックトゥーザフューチャー」のマイケル・ジェイ・フォックスが登場する。実生活でもパーキンソン病を患った彼は、そのままそれを配役に活かして、重要な役柄を演じている。
一味違うのは、法廷ドラマなので、法廷での大逆転はお約束なのだが、よくあるパターンと違って法の抜け穴や意表をつく大逆転劇だけでなく、隠された重要な証拠を発掘してきて、法廷でそれを弁護中の弁護士に手渡して、華麗なる逆転!という場面が多いこと。そしてその証拠集めをしてくるのが、カリンダという役名の調査員。人脈が広く敵方からも情報をとってくるウルトラCはちょっと出来過ぎでもあるが、このインド系女優はなかなかに引き込まれる。
日本語版はこれからだが、カリンダ役を誰が演じるか、その出来で随分と出来が違ってきそうだ。
グッドワイフ (日本のテレビドラマ) - Wikipedia
* 放映された時期もあって、弁護士たちがほぼ全員Blackberryを使っているのはちょっとしたノスタルジー感。