リモートワークがもたらす働き方副次的改善【半蔵門ビジネス雑談】20191113
TV会議やチャット、メールなどを使ったリモートワークを1ヶ月取り入れたライフハッカー編集部のまとめ記事がある。
対談とメリット・デメリットがまとめられている。メリット・デメリットはこれまでも挙げられたものだが、次の2つに着目する。
- 荷物が受け取れる
- 用事が済ませられる
「荷物が受け取れる」のは、宅配などだろう。これは、宅配事業者の再配達抑制に繋がる。間接的ではあるが、宅配業界の働き方へのプラス効果になってくるはずだ。
それから、「用事が済ませられる」ほうは、例えば役所関連、地元自治会関連、病院、etc...平日対応が基本の生活サービスを利用することだが、これまで、平日に行けなかったところでは、そうしたサービス側がサービス向上のために、時間外や休日対応を行なっていたものもある。顧客サービス重視。そういう流れがある。おもてなしの精神。しかし、これらはサービス提供側で働く人への休日の業務として、時間外の業務として、負担となる。これも働き方への改善効果があるはずだ。
リモートワークは、広い範囲での働き方を大きく、小さく、少し変える効果があるだろう。
見えない家事を発掘する書籍がヒットしているが、見えない働き方改革の効果も決して小さくはないと考えるのだ。