インドネシア出張(番外−2)JETROヒアリング【半蔵門ビジネス雑談】20200213
インドネシアは、人口2.7億。中国、インド、米国に次いで世界第4位。しかし、人口密度的には65位で、日本の1/3の密度である。1人あたりのGDPは4000USD程度で、人口=消費者市場であり、労働力でもある。日本をはじめ中国などが投資対象として進出している。
ほとんどがインドネシア語に加えて英語を解し、仕事環境としてはやりやすい。
車は、トヨタ、日産、ホンダ、スズキをよくみかけるがスバルは少ない。これは、もしかすると、かつてのアラブボイコットの際に、スバルだけがイスラエルから撤退しなかったことが関係しているのだろうか。
車は左側通行で、右ハンドル。日本人にはなじみがあるが、道路はバイクが乱走しており、3車線道路の左レーンに逆走バイクが連なっていたりする。
都市部は、高層ビルが多く建設されてきており、メトロ鉄道、バスなどのインフラ設備も整っている。今後は、ソフト面の開発を進めていく方向だという。
(以上JETROインドネシア資料、ヒアリングより)
都市部にも緑は非常に多く、羨ましい環境?と思ったら、どんどん成長してしまうので、切ったりしているらしいが間に合わないらしい。実際、道路では木を切って片付けている車両を何台もみかけた。
信仰は自由だが、無神論は違法であり、なんらかの宗教に属している。その比率は、
イスラム教 87.2%
プロテスタント 7%
カトリック 2.9%
ヒンドゥー教 1.6%
仏教 0.72%
儒教 0.05%
その他 0.5%
で、やはりイスラムの比率は多いが、国教ではないとしている。
インフラ整備が進んだので、ソフト面の整備として人材育成については、減税措置などを整備して進めようとしている。外国法人は大企業扱いとなり、ビジネスをするためには、現地法人を設立しないといけない。現地法人以外では、支店は認められず駐在員事務所のみが認められている。