メールを送る時間は朝に【たまプラビジネス余談放談】20220222
「リモートワークが働きすぎを助長しているのではないか」
と言う論調が出ている。実際、ついつい、休憩時間にもメールを見たり、メールを送ったりしてしまう傾向があるのは確か。ただ、だからといって、またシステムを導入して云々、と言うことになると費用もかかるし、その費用のために、また働く必要が出てくるのでは、本末転倒と言える。
“働き過ぎる文化”にメスを ZoomやTeamsが「仕事から離れる」機能を加えた訳:「仕事から離れる権利」を尊重するには【中編】 - TechTargetジャパン 情報系システム
そこで、この記事内にも述べられているが、「誰もができるブラック環境を抑制する仕事の仕方」について1つだけ共有しておきたい。
それは「メールを出す時間」である。
夕方メール?You've got a mail?ダジャレかよ。
自分だけで仕事をしている分には良いのだが、チームで仕事をしていると、誰かから依頼が来たり、誰かに依頼を出したりすることが多い。そして、それの多くはメールの送受信によって行われている。昼間バリバリと仕事をして、「さぁこの仕事をチームの同僚に渡す」必要が出てきたとき、そのメールを送る時間についてはあまり意識していなかった。しかし、自分の仕事が終わって(それは大体夕方になっているのではないだろうか)メールに依頼を記載して送る時間は何時? もしかして5時半とか6時とかになっていないだろうか?夕方メール?You've got a mail?ダジャレかよ。
自分が受け取った時を想像してみよう。仕事が終わって、「さて上がろうか」と言う時にそうした依頼メールが来たとすると、ついついそれを見て着手してしまったりしないだろうか。同じことがメールを送った相手にも起きている。「さぁ、仕事を終えて家族と団欒を」と思っている時にあなたの送ったメールが届いてしまったら、「もうちょっとやるか」と言うことになってしまっている可能性が高い。 たとえメールに「明日で良いですよ」と書いてあったとしても、受け取った方としては、ついつい少しでも前に進めようと、資料を調べ始めたりしてしまうかもしれない。夕方のメールがブラック環境を作り出しているのだ。それは連鎖していくかもしれない。
週末メール?
これを防ぐために、メールを送るのは夕方や週末はやめよう。メールを送るのは翌朝、業務が開始したときに送るべきだ。そうすれば相手も自分も今日の最初の仕事としてメールを受け取り、今日の1日の仕事のスケジュールを考えることができる。
メールを送る時間、考えましょ。
そうそう。今日は2022年2月22日。22時22分の記録。あれ?22秒を見逃した。詰め甘し。