半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

自信喪失セールス

自信喪失セールス【たまプラビジネス余談放談】20221011

 

ファミレスで友人とその部下と茶をしばく。友人の部下がセールスの自信喪失中。気分転換に社外の人の話を聞いてみたいということで「なんか話して」と突然無茶振りが。体験談をちょっと話す。

 

売らない部下

前職で、技術から配属替えで営業になった口下手で大人しい部下がいた。セールスに同行しても会社説明さえ要領を得ない。ついには同行した自分が会社案内を代わりに行うことも。しかし、しばらくしてセールス実績を上げ始めた。聞けば、「よく顔を出してくれるし情報提供もしてくれるが、あまりに何も売り込まないので心配になって」、お客さまのほうから製品を選んで「買うよ」と言い出してくれたそうだ。実際には、何も売り込んでいなかったわけではなく、自分で考えた切り口で”お客さまの役に立つ”小さな提案をし続けていたのだ。それが間接的に身を結んだ。会社からすれば非効率なのかもしれないが、顧客(個客)との関係ということでは功を奏したのである。

 

アイスブレイク ネタ帳のススメ1

話を展開させるのが苦手だという人は多い。自分の名前、出身地、昔のエピソードトークは用意しておけば、「ああ、そういえば関係ない話なんですけど〜」と雑談の始まりに使う。「誰かに話したくて〜すみません、無駄に時間を使って〜」というご愛嬌で締め

 

努力の話、失敗の話すら ネタ帳のススメ2

売れないで苦しんでいる自分のもがき、あがき、情けない心情ですらストーリーの一部。エピソードノートを作ってそれをみながら話す。そのノートそのものだってトークの話題になる。中身は見せないで何度も訪問するきっかけ、理由にもできる。切り口はいろいろ。

 

とりあえずという思考停止 

まずはやってみろとよくいわれるが、それとセットでとりあえずに注意。少なくとも間違っていてもいいから仮の方向を決めて1歩を踏み出せ。仮説がないとその1歩が間違っていたかどうかもわからない。

 

正解があるのではなく

手法には正解があるのではなく、自分のアタマで考えたことを正解にしていくシツコイ繰り返し。正解があると思ってしまうとうまくいかないし苦しくなる。

 

オリジナルでなくてもいい

0ー>1は難しい場合がある。1ー>1.1にしていく。オリジナルの考えでなくていい。モノマネから自分色を出していく地道な歩み。

 

”セールス・マン/ウーマン”の意義

もし楽に売れる方法があるなら、セールス・マン/ウーマンはいらない。ネット販売でいいのだ。保険商品のネットも出てきているが、商品情報はそれでいいのだから、人と人との関係を築くのがセールスパーソンの意義。

 

顧客(個客)と自分の物語

特に保険、信用商品のセールスは、顧客(個客)と自分とでその個客の人生FPストーリーを作っていく作業。その中の一部として商品があり、商談が登場する、紹介が行われる。

ただし、24時間いつでも電話に応じるとかプライベートの優先順位を下げるとか、自分を必要以上に犠牲にはしないこと。これをやっては元も子もない。

 

今は苦しいかもしれないが、売れるといいね。