〜であったりとか〜であったりとか・・・【御散歩雑談】20210406
会議等での発言の口癖について。
最近特に感じるのは、会議などでの発言で、複数の事例やケースについて、(特に口頭で、AやB、あるいはCとかDなどのようにいう場合)紹介するときの表現として、
「〜であったりとか〜であったりとか〜であったりとか〜であったりとか」
を多用する方が思いの外多いということ。
これは特定の人がということではなく、複数の人の発言、講演の中で聞かれたことで、より強く感じた次第。
これは口癖伝播とも言えるのか、同じ会議内で同じ言い方が普及する傾向にあるのも事実。
これを聞きにくいと思うか、”微笑ましい”流行り言葉と思うかは人それぞれだが、あまり多用されると、「であったりとか」ばかりが入って来てしまい、〜の部分が耳に残らず、ということも事実である。
しかしよく考えると逆の効果もあるのかも。
「AやB、あるいはCとかD」
とスラスラといってしまうと、立板に水、むしろ全体が流れてしまい、全部が印象に残らない感じもある。
A「であったりとか」
B「であったりとか」、あるいは
C「であったりとか」
D「であったりとか」
と話せば、「であったりとか」のフレーズの間に脳内処理が行えるので、ABCDそれぞれが理解されるという効果も考えられる。
「であったりとか」使用者は、単なる口癖でそこまでの意図はないかもしれないが、無意識化でそういうことになっているのかも?いや、ないか。勘ぐり過ぎ。単なる口癖か。チーン。