半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

〜であったりとか〜であったりとか・・・

〜であったりとか〜であったりとか・・・【御散歩雑談】20210406

 

会議等での発言の口癖について。

最近特に感じるのは、会議などでの発言で、複数の事例やケースについて、(特に口頭で、AやB、あるいはCとかDなどのようにいう場合)紹介するときの表現として、

 

「〜であったりとか〜であったりとか〜であったりとか〜であったりとか」

 

を多用する方が思いの外多いということ。

これは特定の人がということではなく、複数の人の発言、講演の中で聞かれたことで、より強く感じた次第。

 

これは口癖伝播とも言えるのか、同じ会議内で同じ言い方が普及する傾向にあるのも事実。

これを聞きにくいと思うか、”微笑ましい”流行り言葉と思うかは人それぞれだが、あまり多用されると、「であったりとか」ばかりが入って来てしまい、〜の部分が耳に残らず、ということも事実である。

 

しかしよく考えると逆の効果もあるのかも。

「AやB、あるいはCとかD」

とスラスラといってしまうと、立板に水、むしろ全体が流れてしまい、全部が印象に残らない感じもある。

A「であったりとか」

B「であったりとか」、あるいは

C「であったりとか」

D「であったりとか」

と話せば、「であったりとか」のフレーズの間に脳内処理が行えるので、ABCDそれぞれが理解されるという効果も考えられる。

「であったりとか」使用者は、単なる口癖でそこまでの意図はないかもしれないが、無意識化でそういうことになっているのかも?いや、ないか。勘ぐり過ぎ。単なる口癖か。チーン。

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