Windowsアプリを仮想OSなどを使わずにMacで動かす【たまプラビジネス余談放談】 20220621
Macユーザーの私は、かねてよりMac上でWindowsアプリケーションを動かすために、仮想OSでWindowsOSを動かして、そこで各種アプリケーションを使ってきた。例えば、FTPソフトや銀行系口座アクセスのためのInternet Explorer(現在はEdge)、あるいは使い慣れたWebサイト更新用のBlue Griffonなど。これまでも不自由はなく、おそらくこれからも使うことはできるだろう。しかし、リスク管理上、やはり万が一のために対策を講じておく必要もあると前々から検討を続けていたものの、まだいいかぁ〜と先送りにしてきたのだが。。。
コンピュータも壊れるかもしれないし、全損しなくても一時的に使えなくなるかもしれない。ディスクが故障する可能性はいつもある。Macだけなんらかのトラブルに巻き込まれるかもしれないし、Windowsだけそうなる場合もある。どちらかのOSだけ、どこかの1台のマシンだけでしか実行できない、というのはリスクだ。直せるかもしないが、その間業務は止まる。それにそなえて、これまで特に仮想マシンVmwareの上でWindowsを動かし、そこだけでしか動いていないアプリケーションを、別のMacでも動かせるようにしていくことにした。
Vmwareを全MacにインストールしてWindowsOSを入れればいいのだろうが、なんとかそのコストをセーブする方法もあるのではないかと検討。単純には、同機能のMac用のアプリケーションがあるのが一番いい。ただ、例えばFTPでうまく設定できないものもあり、頭を抱えていたのだが。。。
第三の方法があるらしい。
「Wine」というWindowsエミュレータを使ってOSをインストールしないで単体のアプリケーション毎に動作させることができるらしい。つまりは、WIndowsOSへの投資が不要で、マシンへの負荷も軽く済むということだ。Windows起動時間をまたなくてもいいし、肝心な時にWindowsの更新プログラムが走ったりしないということだよね?それはいい。
ところが上の記事のやり方でやろうとするとちょっと難しいのだ。オープンソースなので環境を自分で作らないといけない。特にMotereyの場合はさらにハードルが高いようだ。
そこで再度探索。で、発見。EasyWine。さっきのがWineなのでEasyだからより簡単なはず。
ただし有料だった。とはいえ130円なのでケチる必要はない。
手順は簡単だった。説明に沿って、1)インストール、2)動かすアプリケーションをインストール、それでおしまい。今回試したのはFTPソフトなので、設定ファイルをWindowsからエクスポートして、それをインポート。
というわけで、動かすとイニシャル画面が出て、
無事起動。設定もそのまま読み込めてアクセス成功。早い。サクサク。これは快適。
注)ただし、EasyWineは、Motereyでは動かないので更に追求要。