こんなこと考えてるのは多分自分だけ（2）火曜水曜はそういう日【御散歩雑談】20221116
水曜日は家出の日、火曜日は出社できなくなる日なんだよ。
ビートルズのShe's leaving homeという曲がある。水曜日の早朝に親に内緒で家をでていく気分を歌った歌だ。そう。ストーンズにもRuby Tuesdayという曲がある。彼女は火曜日には去っていってしまうことを暗示した失恋の歌。
”多分”だが、火曜日とか水曜日は精神が不安定になり、どこかに消えてしまいたくなることが多いのだという極論。
歌や家出でなく、仕事で精神不安定になる場合もこの火曜と水曜だ。
以前の会社で、心を病む社員がいた。出社できなくなってしまい、出てこられるように応援する。
月曜に出てこられない、連絡をとり火曜水曜と働きかけ、木曜に元気が出て出社、金曜は調子よくなり、「来週から出られそうです」と”元気そう”に退社する。そして、土日が過ぎ月曜に”元気そう”に出社してくる。これで復帰できそうかなと期待する。
本人も「大丈夫そうです」。しかし、火曜日にまた具合悪くなり、早退。水曜からまた出社できなくなる。金曜日はあんなに元気だったのに。
本人としても来週復活に希望をもてた金曜、でも土日を一人で過ごして、少し「あれ？」と感じつつ月曜に出てくるが、やはりどこかで無理ををしてしまう、張り切り過ぎてしまう、そしてまた、火曜日、水曜日に気分が落ち込む。
小説「あしながおじさん（Daddy Long Legs/Webster）」にも「憂鬱な水曜日（Blue Wednesday）」というタイトルの話がある。主人公ジュディが、孤児院に評議員が来る「毎月第一水曜日」のことを書いたエッセイだ。
火曜日、水曜日はそういうサイクルの日周りなのに違いない。
